香港市民約5000人が空港に座り込んで抗議行動を行った理由の1つは、ここには旅行客がいるので警官隊が催涙ガスを使えないこと。しかし今日警官隊が一時空港への侵入を試みた。警官隊はすでに地下鉄駅構内で催涙弾を撃っているところから、警官隊が戦法をエスカレートさせる可能性もある。500便が欠航した今、中国政府はどう出るだろうか。
私は2回香港で働いて、香港市民が働き者でビジネスを大事にする人々であることを知った。その香港市民たちが、自由と民主主義を守るために、仕事を休んで抗議デモに参加している。キャセイ航空の乗務員は、解雇される危険を冒してデモに参加している。自由を重んじて立ち上がった市民たちの勇気に、感動する。
だが一方、独のメディアは香港の警察署が火炎瓶のような物で襲撃され、警察官1人が負傷したと報じている。この後中国政府は「テロ行為」という言葉を使い始めた。これは危険な兆候だ。中国には反テロ法があるので、中国政府は「テロとの戦い」の大義名分の下に、武装警察を投入する可能性がある。
香港がとても心配だ。一体どうなるのか。
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