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2017年08月01日05:06

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バルト三国で目立つNATOの将兵たちの姿


 7月13日午前8時頃、私はラトビアの首都リガのホテルで、朝食をとっていた。この時、多くの観光客に混ざって、米軍の第1騎兵師団の兵士が食事をしているのに気付いた。彼の迷彩服の腕には、馬の頭をあしらった師団マークが縫い付けられている。太平洋戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争などに参加した、米軍で最も有名な師団の一つだ。
 リトアニアの首都ビリニュスのホテルでは、第81空挺師団「オールアメリカン」の兵士を見た。アルファベットのAを2つ並べた師団マークが、誇らしげに腕に縫い付けられている。第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦に参加した、エリート部隊である。
 ビリニュスのホテルには、ドイツ連邦軍の野戦憲兵、エストニアの首都タリンではカナダ軍の兵士たちも泊まっていた。日本人の目には、迷彩服姿の兵士たちが市民たちの間でビュッフェ形式の朝食を取っているのは、異様な光景だ。1990年代のボスニア内戦直後に、サラエボのホリディ・インホテルのエレベーターの中で、自動小銃を持った迷彩服姿の兵士たちと出くわしたことを思い出した。
 私が見たのは、北大西洋条約機構(NATO)が、ロシアからの脅威に対抗するために、今年1月にバルト三国とポーランドに派遣した戦闘部隊に属する兵士たちである。高速道路を車で走っている時も、ときおり緑色と黒色の迷彩が施されたジープやトラックの車列とすれ違う。
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http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/219486/072500031/
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