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2016年12月18日15:22

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日本とロシア

12月15日に、G7加盟する7ヶ国の内、日本を除く6ヶ国が、アサド政権とロシアのアレッポ攻撃を非難する声明を発表した。安倍政権は首脳会談で厚遇したプーチンを怒らせないために、この声明には名前を連ねなかったのだろう。

日本の保守派の論客の間でさえ、「安倍首相はプーチンの術中にはまっている」と懸念する声が出始めた。日本の外では、今ロシアをめぐる最大の関心は、アレッポ情勢と米国・ドイツに対するロシアのハッカー攻撃だ。

米国やEUは、アレッポ攻撃についてアサド政権を支援するロシアを、口を極めて批判している。アレッポでは戦闘員だけでなく女性や子どもも犠牲者になっている。メルケルは昨日ロシアのシリアでの軍事行動を「犯罪的だ」と糾弾した。プーチンはシリアでの作戦の最高責任者だ。

安倍首相はそうした国の指導者と友好ムードを演出し、経済協力を進めようとしている。これはオバマ政権そしてEUの流れと逆行するものだ。その点を我々はしっかり見極めるべきだ。日本の大手メディアは、官邸記者クラブから追い出されるのが怖いので、そうした視点から伝えないだろう。いわば日本の国民は、国際情勢から目隠しされているわけだ。



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