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2015年01月08日04:10

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Charlie Hebdo

パリで今日午前に発生した凶悪なテロ事件は、フランスだけでなく欧州全体に強い衝撃を与えた。風刺新聞「Charlie Hebdo」の編集部に3人のテロリストが乱入して、カラシニコフ自動小銃でイラストレーターら12人を射殺したのだ。

同紙は、モハメッドの風刺画を発表したために、イスラム過激派から狙われており、警察官が事務所を警戒していた。このテロは、言論の自由に対する攻撃である。風刺画を描いている私としては、絶対に許せない蛮行だ。(私は、兵庫県西宮市の朝日新聞社阪神支局で小尻記者が極右のテロリストに射殺された事件を思い出した。私は、小尻記者と同じ記者クラブに属していた。当時朝日新聞社の記者たちは、泣きながら取材していた。この事件はいまだに解決されていない)

2005年のロンドンでの自爆テロ以来、欧州で最悪のテロ事件である。犯人は断定されていないが、イスラム過激派であることは確実だ。

去年ブリュッセルのユダヤ博物館で、シリアから戻ったテロ組織「イスラム国」のメンバーがユダヤ人4人を射殺した時にも、カラシニコフ自動小銃が使われた。この時の犯人はアラブ系のフランス人だった。捜査当局は、「イスラム国」の犯行と見ているに違いない。

「イスラム国」はトルコやシリアの戦場では米軍や仏軍の空爆の前に押され気味だ。その分、彼らはヨーロッパで無差別テロに走る可能性が強い。ヨーロッパにとって、イスラム過激派との戦いは、今後ますます重要な課題となるだろう。新たな対テロ戦争が始まった。
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