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2020年02月24日03:34

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フクロウ会議 展示「アルデバランを踏まないように」

伊丹にフクロウ会議の展示「アルデバランを踏まないように」を観に行きました。春一番が吹いた日だったか、外は雨が上がる頃で、何となく人が少なく感じられて、すごい色の空だった。こんなときだからそう感じるのか、異なものたちがそれぞれの存在を抱えつつ、ひとつの同じ森のなかで生存するための方法をそれぞれ模索しているさまが描かれちりばめられているような印象を受けた。部屋の奥まったところはディープな、もっとも危険でもありもっともよろこびでもある方法、もしかしたらもっとも人間らしいのかもしれない方法が示されている。言葉の展示の、その言葉がなくなっていき、秦直也さんの絵、別の種の動物と動物が一緒に眠る絵まで来ると、じーんとした。


朗読会も参加しました。
神戸といえばフラワーカンパニーズ。



深夜高速


僕が今までやってきた たくさんのひどい事

僕が今まで言ってきた たくさんのひどい言葉

涙なんかじゃ終わらない 忘れられない出来事

ひとつ残らず持ってけ どこまでも持ってけよ

生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった そんな夜を探してる

生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった そんな夜はどこだ

鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)/深夜高速



十本のゆびばらばらのさめぎわを夢の秩序が薄れゆくまで

曖昧に上げたひとひら手のひらの記憶のあとは切り離されて

のこされた箱を抱くひとのスカートの草色がふんわりと揺れたり

地下深くきざはし尽きた床の上ながれる水の肌を見ている

その傷と連れ合ってきたなだらかなモノクロームの肩の風景

ふやけすぎて破れてしまいそうな声背中合わせにバスを待つとき

赤信号も青信号もきれいです霧雨の夜が四叉路にあふれ

ピアノ弾きの姉妹の歌う人生がすみやかに僕の胸腔を抜く

目の見えぬ娘がみているものは何 年をとってゆく夜の背景

犬のように祈り犬のように生きる 犬のようにこのことを話す

年をとる だれかのだれかになってゆく冷たい肉を鍋に置くときも

まっすぐに遠い向こうを見つめいるおとこのおしり なんてかなしい

ほろりほろりととけてやぶれてしまえばいいにこにこ笑った顔の誰かも

かんじんなところでやめてしまうんだふっとこのまま消えたくなって

百円のイヤホンのコードすみれいろわたしの耳のかたち知るもの

ぜんたいに灰色に見えるそのあたり見ている誰かのさびしい子ども

壊れるまえのことばはなかった壊れるまえのこころはなかった壊れているものごとの前で写真を撮った



広島・二首

祈るため訪れるひとの多いまち地下に小さな鏡をしまう

その街もしおかぜの吹く川をながく抱えいる街 夜のしおかぜ



伊丹線・一首

伊丹線の扉の下のほうに散る冬の小さな青い雨粒





デザインしたフライヤー(をリデザインした素材)を飾ってくれていた。両A面みたいな感じにしたのはフクロウ会議短歌担当の牛隆介さんの案から。


フクロウ会議 展示「アルデバランを踏まないように」
2020.2.21(金)−2.24(月・祝) 14:00−18:30(初日は20:00まで)
ギャラリーきとう
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月24日 11:17
    今日からはじめたんよ、、、
    使い方分からんけど宜しくね ლ(╹◡╹ლ)

mixiユーザー

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