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2022年04月14日12:28

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会社役員で演歌歌手〜竹中ただしさん

「ススキーノと共に」第774回のゲストは建設会社の役員であり、演歌歌手としても活躍している竹中ただしさんでした。

道東・白糠町生まれ。

「幼い頃から歌謡曲を口ずさんでいましたが、カラオケ大会に出たこともなく、釧路工業高校土木科を卒業して総合建設業の岩倉建設(株)に入社しました」。

土木や建設工事、港湾工事などの現場で励んだ竹中さんは現在は取締役海洋部長の要職。
これまでの一番の思い出は「奥尻島の港湾工事で20代の部下が工事中の事故で亡くなったことです。私は40代でしたが、3日間で白髪になり、以来染め続けています(苦笑)」。

2011年、旭川で仕事をしていた息子に会いにいきカラオケ酒場で知り合った作詞家の高橋美奈子さんと懇意になり、ある時「大きなカラオケ大会があるので出場を申し込んでおきました」と言われて出場してみたら見事全道優勝してしまいました。

「優勝景品が全国大会出場かCDをレコーデイングするか選んでくださいと言われて、仕事が忙しいこともありCD製作を選びました」

こうしてひょんな出会いから、高橋美奈子さんが作詞し、境田寛さんが作曲した「さだめ恋」でCDデビューとなりました。

その後、制作会社「アップフィット」馬場社長の縁で数枚のCDをリリースし、全道各地の演歌系の音楽イベントに呼ばれるようになりました。

2017年、作詞・高橋美奈子さん、作曲が「浪花恋しぐれ」「長良川艶歌」を大ヒットさせた人気作曲家・岡千秋さんで日本クラウンから全国発売したのが「酒場でひろった子守唄」。

なんとこの曲は「7年前に39歳で急逝した最愛の1人息子を思う父親の気持ちを高橋先生に話したら、それを歌にしましょうということで作詞してくれたのです」

「馬場社長の縁で作曲を依頼した岡千秋先生のメロディも素晴らしく、レコーデイングでは感情を入れると歌えなくなるので、ひたすら一生懸命歌いました」

この日の放送では、デビュー曲「さだめ恋」、息子に先立たれた自身の実体験を歌った「酒場でひろった子守唄」、恋に狂った女心を歌った「愛憐地獄」、作曲した岡千秋さんの一言で「酒場でひろった子守唄」をA面にした時の本来のA面曲「赫い棘」、修羅のヤクザ稼業を歌った「任侠街道」の5曲でした。

いずれも竹中さんの紆余曲折の半生から生まれた演歌人生を小節の効いた渋いのどで歌い切った熱唱でした。
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