「ススキーノと共に」第754回は2年半ぶりに名古屋の孫の聖歌隊の発表会を観に行くために録音で放送しました。
この日はススキーノの演奏の音源がDVDだったり、合唱祭のライブ録音だったりして、ラジオで放送できなかったものをムーンコールド・スタジオの関井久夫さんにCDにダウンロードしたり、エコライザー調整などをして音源を作成していただきました。
1曲目は男声合唱団ススキーノが設立されるきっかけとなった2005年8月22日「六本木男声合唱団倶楽部」とのジョイントコンサートの演奏から、合同演奏曲『ソーラン節 』。
ニシンで栄えた増毛町出身の長内勲先生の気迫のこもった指揮でした。(7分)
2曲目は設立から3年目2008年5月18日東京サントリーホールで行われた「JAMACコンサート」でススキーノなど全国5つの男声合唱団が新日本フイルの演奏で「男だけの第九」歌いましたが、長内先生の指揮で無伴奏の男声合唱曲、新日本フイルの演奏でオペラの男声合唱曲も歌いました。
この日はヴエルディの歌劇「ナブッコ」からヘブライの捕虜たちの合唱『ゆけ、我が思いよ、金色の翼に乗って 』をオーケストラと250人の大合唱で歌いました。<指揮:三澤洋史さん>(7分)
ススキーノは2010年から「全日本男声合唱フェスティバル」に参加しており、長内先生の指揮でススキーノばかりでなく小樽市役所グリー、大雪山麓男声合唱団の有志メンバーが集まり、「北海道男声合唱団」として全国の合唱仲間と交流してきました。
その第1回が2010年11月23日には宮崎県立劇場<アイザックスターンホール>で15団体が参加して開催された時の録音から「北海道賛歌メドレー」を聴いていただきました。時計台の鐘、宗谷岬、知床旅情など北海道を代表するメドレーが大好評でした。
<ピアノ伴奏:工藤道子さん>(9分)
4曲目は2017年札幌市民合唱祭に出演した時の直江香世子編曲による「時代をうたう」シリーズから中島みゆきさんの『時代』を選びました。直江さんが男声合唱とピアノ伴奏のために編曲したというだけに、小泉香織先生の緻密な独奏パートは冴えわたり、1曲のために全力で謳いあげるススキーノの重厚なハーモニーも見事でした。(5分40秒)
5曲目は2020年1月13日北海道少年少女合唱連盟の「35周年記念合同演奏会」で歌った混声合唱のための「ふるさとの四季」
<編曲:源田俊一郎>。
バスの濱岡さんが少年少女の事務局長をしていたご縁で小学生、中学生道内11団体の演奏にススキーノが加わり、年齢差をものともせずに同じステージに上がれる喜びに満ちた演奏でした。
清らかな透明感のある合同演奏は女声、男声、混声ありの多彩なハーモニー。私は最初のリハーサルの時から涙が溢れるほど感動したステージでした。<ピアノ:小泉香織先生 指揮;長内 勲先生>(9分50秒)
こんなに長く合唱曲を放送したことはありませんでしたが、
時にはこのような放送回があってもよいかなと思いました。
録音にご協力いただいた関井さんとラジオカロスの小林局長に心から感謝いたします。
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