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2021年11月10日18:36

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強制入部でプロのトランペッターになった中島さん

「ススキーノと共に」第751回のゲストはNO.1社会人ビッグバンド「マーサー・ハッシー楽団」のトランペット奏者・中島 翔さんでした。

 1987年年札幌生まれ札幌育ちの34歳。

小学校2年で金管バンドでコルネットを始め、中学では、アルトクラリネット、バスクラリネット、チューバを担当。

「本当は別の楽器をやりたかったのですが、部の都合で毎年変わりました」

吹奏楽の名門・東海大付属第4高校に入学しましたが、「練習が厳しいことは知っていたので吹奏楽部には入らないつもりでした」

でも先輩から毎日勧誘され「1度だけ見学のつもりでいって、結局<強制>入部させらてしまいました(笑)」。

楽器は念願のトランペットでハードな練習に耐えて「3年生の時に全日本吹奏楽コンクールで金賞を獲ることができました」


さらに、「共学の4年制になったばかりの札幌大谷大学音楽学部でトランペット専攻となった訳ですから、人生は偶然の連続ですね(笑)」

大谷大学では主にクラシックのアンサンブルで鍛えられ、世界的なトランペット奏者・オーレ・エドヴァルト・アントンセンの演奏を生で聴いて「魅惑的な旋律と複雑なリズムを奏でる美しいい音色に魅せられました」。

卒業してクラシック<ハイメスオーケストラ>やジャズ<札幌ジャズアンビシャス>の演奏活動をしながら、音楽教室<エルム楽器・わかな音楽教室>や部活の講師をしています。

2014年からは「マーサーハッシー楽団」に入り、1昨年念願のCDアルバムを3日間で33曲レコーデイング。

この日翔さんが聴かせてくれたのは、1枚目の「Sir Duke}から翔さんの印象的なソロが光るジョン・コルトレーンの名曲『Moment’s Notice 』、2枚目のアルバム「Don’t stop the Carnival」から翔さんのハイトーンソロが煌めく『It Don’t Mean a Thing』、ピアノのほか4人のトランペットソロが連続する『Yesterdays』、2人の大学生が驚異的なテナーサックスとドラムスのソロを展開した『 Not Ethiopia 』、ヴォーカルの上野浩さんと一色文子さんが見事なハーモニーを聴かせてくれた讃美歌『 Come Ye Disconsolate 』の5曲を翔さんが詳しく書かれたライナーノーツ(解説)を読み上げてくれました。

翔さんの自己紹介文には「ジャズの経験がほとんどない中で誘ってくれて、最初は不安でしたが、楽しいメンバーばかりでホッとしました。橋本さんのアレンジはいつも何かのフレーズをモチーフにしたり、独特なコード進行があったり斬新で演奏していて楽しいです」

1枚目のアルバムはルーツ・ミュージック・レポート(北米チャート)で最高7位、2枚目のアルバムもトップ10入りしました(11月1日現在)

先週私の番組に出演したNY在住の世界的ドラマー・新井田孝則さんに話すと「それは驚異的なことです」というので、たまたま持参していた2枚目のCDを手渡すと「札幌の実家にはデッキがないのでマックで聴いただけですが、素晴らしいアルバムです。近く全米ツアーがありNYに帰りますが、いつか聴きに行けるチャンスががあれば、見に行きたいとお伝えください」とメールがありました。

※11月14日(日)午後6時30分「バンジョー・トリオ・ライブ」
出演・小郷正彦(バンジョー)中島 翔(トランペット)小杉優梧(チューバ)
  札幌市中央区南6西3第2串武ビル4F こだわりのお酒と料理の店「北乃家」 
011−212−0211

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