歯科衛生士からピアニストに〜泉谷さとみさん

「男声合唱団ススキーノと共に」第７１５回のゲストは札幌を中心に活躍するピアニストの泉谷さとみさんでした。
札幌生まれの札幌育ち。
５歳で音楽教室に通い始め、中学まではクラシックピアノ一筋。
札幌白石高校に入学して合唱部。
「吹奏楽部が有名だったのですが、 勧誘を受けて合唱部に入りました。９０％はピアノ伴奏でした」。
卒業して専門学校に進学、歯科衛生士の資格を取って歯科医院に勤務しながらピアノを再開し、ポピュラーやジャズピアノを習い始めました。
４，５年経った頃に体調を崩して仕事を休む事があり、それを機に「好きなピアノで生きていこう」と決断して歯科衛生士を辞めました。
「いろんなジャンルの音楽仲間に励まされ、生徒や環境に恵まれてここまでやってきました」。
豊かな音色のピアノと温かい人柄のさとみさんは、様々なジャズやポピュラー音楽のミュージシャンから声をかけられ、特にすずき一平、佐々木幸男、みのや雅彦、五十嵐浩晃、倉橋ルイ子などフォーク系のミュージシャンとはツアーやレコーデイングやアレンジにも参加。
この日も元ふきのとうの山木康世トリビュートアルバム「天衣無縫」【山木の名曲を若手シンガーが歌った】でさとみさんが編曲と演奏をした『やさしさとして想い出として』＜Ｖｏ：宗前すみれ＞を聴かせてくれました。
またコロナ禍真っ只中の2020年11月にリリースしたアルバム「Wishing You a Merry Christmas !」に収録したオリジナル曲「風花 Kazahara」で雪の舞うような美しい旋律を聴かせてくれました。
３月３日にはジャズコンボ「RELAXIN’」として、「Live&Cafe Relaxin’」（北区北２３西４地下鉄北２４条駅直結）グランドオープニングライブに出演します。
「RELAXIN’ LIVE at RELAXIN’」
小西出（tp） 泉谷さとみ（pf） 金野俊秀（b）