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2020年05月27日16:26

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クリスマスディナーコンサートの音楽特集

ラジオカロスが新型コロナ感染対策でレギュラー番組の録音をしない編成方針となりましたので、この日は去年12月8日に京王プラザホテル札幌・エミネンスホールで開かれた「男声合唱団ススキーノクリスマスディナーコンサート2019」の模様を音楽特集として放送しました。
まず、番組の冒頭でサビの一部が出てくる、団歌『札幌気質』を創立以来の音楽監督・長内 勲先生の指揮でアカペラで歌いました。
この曲は団員から歌詞を募集して、トップテノール・橋場 光さんの作詞が選ばれ、作曲は・池辺晋一郎先生。
黒沢明監督の「影武者」、今村昌平監督の「うなぎ」「楢山節考」などの名作映画、NHK大河ドラマの音楽を担当する日本を代表する作曲家の1人です。
第1ステージからは『北海道賛歌メドレー 』から「時計台の鐘」「虹と雪のパレード」「雪の降る街を」の3曲をかけました。
ピアノ伴奏は創立以来の専属ピアニスト・小泉香織先生です。
特筆すべきはこの日のコンサートは最近入団した団員を除いて全員が楽譜を持たず、暗譜で歌い切ったことでした。
第2ステージからは作詞作曲・小椋佳さんの名曲『愛燦燦』。
「川の流れのように」と共に美空ひばりさんの人生歌ですが、ススキーノは2019年2月11日札幌文化芸術劇場「ヒタル」のオープニング企画舞台「プリミティブ」に初出演した時にこの曲を歌いました。
もう1曲はユーミンのヒツト曲『やさしさに包まれたなら』も「ヒタル」の舞台で吹奏楽オーケストラの伴奏で歌った曲。
編曲はススキーノのビートルズ曲などを編曲してきた直江香代子さん。
北海道教育大学岩見沢校から東京藝大大学院に学び全国で活躍している気鋭の音楽家。
第3ステージからはアメリカのポピュラーソング『ユーアー・マイ・サンシャイン』。
おととし東京池袋の複合商業施設「サンシャインシティ」で「北海道まるごとフェア」の単独コンサ―トがあり、それを企画した団員の辻 聡さん<当時・サンシャイン専務>から「来年は『ユーアー・マイ・サンシャイン』を歌ってください」とのリクエストもあり、直江さんに編曲してもらいました。
しかし、10月の台風19号で飛行機が全便欠航となり、団員が上京できずイベントは中止となりました。
そして、今年も新型コロナ感染拡大の災禍により10月の「北海道まるごとフェア」への参加がまたしても中止となりました。
“私の太陽“はいつホンモノの太陽になるのでしょうか。
日本人なら誰でも知っている唱歌『 夕焼け小焼け』はこの日の演奏曲の中でお客様の反響が一番だった曲でした。
日本を代表する作曲家・三善 晃さんの素晴らしい編曲でしたが、トップテノールが超高音を出し切った充実感がありました。
せっかくのクリスマスコンサートでしたからクリスマス曲も選曲。
クリスマスキャロル『 もろびとこぞりて』、『ジングルベル』、ドイツ民謡『 もみの木』、そして讃美歌『 アメージンググレイス』の4曲。
ススキーノは新型コロナウイルスの感染拡大で2月下旬から8月いっぱいまで練習を中止し、10月までに予定していたすべての演奏会に不参加となりました。
1日も早く、この苦しみから解放されて、長内先生の指揮で思い切り歌える日がくるのを願い、再び 団歌『札幌気質』を聴きながら放送を終えました。
※この日のCD音源はムーンコールドスタジオ・関井久夫さんのPA,録音、CD製作によるものでした。
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