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2020年02月29日09:19

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ナターリャ・ソロコーワ「旅に出る時ほほえみを」

嘗てサンリオSF文庫で読んだ事の有ったソ連作家に依る寓話。
金属怪獸を発明した科学者は独裁者に重用されるが、一方で独裁者からの要求と自らの研究との葛藤に苦しみ、やがて独裁者の機嫌を損ねて国を追われ彼が存在して居た痕跡も全て抹消され旅立たせられる。独裁者に対する一寸した仕返しを殘して。
不思議なペーソスが漂う中篇。

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