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2019年04月26日00:57

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昨日の伝授と本日の気療

 昨日は伝授。
法螺貝を立てる(吹く事を修験道では立てると云いますが)内弟子がいます。
ですが、法螺を立てる事より出会う人や出かけた先に意識が向いていたので、そうではなく法螺を立てる事で神も山も動く位になる事を目指しなさいと指示を出しました。
法螺は本来は山に於ける連絡手段として使われていましたが、修験道では立派な法具です。
法具を使って音を出すと云う事は、それで神も仏も呼び、また山が震える位の念を込めて立てられる事を目指すべきです。
修行は人それぞれ、自分に合った方法論を探し出す工夫も大切な修行です。
昔ながらの作法に則る事が一見間違いがない様に思えますが、決められた作法に則って行じているだけで何も考えず、意志も持たなければ、ただ作法を行じただけになって仕舞います。
その本質を見抜き、深く追求して行く中で、決められた作法を越えて、自分の修行を見出して行く事が出来なければなりません。
伝えられた伝統を守る事は大切ですが、真に深奥に達しようと思うなら、既成概念や固定観念を越えて行かなければ解らない事も沢山あります。

 野球の一郎選手がそれまでの野球の常識を悉く打ち破って来たとある有名監督が言っていた事があります。
誰も真似の出来ない彼だけの野球。
彼の天才たる所以ですね。
真にその道を極めようとするなら、様々なものを越えて行かなければならないでしょう。

 一夜開けて今日は気療面談でした。
昨年、心臓血管の病で倒れた方が、かなり回復されてお出でになりました。
気療しながらチェックさせて戴きました。
胸痛があると云う事で循環器の問題を心配されていましたが、どうやら消化器の方の問題の様に思えました。
急ぐ必要はないと思うので、何れ現在の治療が落ち着いたら改めて医師に受診して下さいとお伝えしました。
医師も専門化し過ぎて、他の分野の事は良く解らない、診ようとしないと云う事があったりします。
受診する側が少し賢くなっておく必要があるでしょうね。

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