大山鳴動して鼠は出ない

身延に行ってきました。結局東名経由で2泊3日で。

義父はちょっとしょげていましたが、（前立腺がんだと信じていたので）翌日車で病院に1時間ほどかかって連れて行き、その場でエコーや血液検査などやってもらって、順番が来て、診察。今度は膀胱鏡と言うのを先から入れて、膀胱内を家族にも見せてくれました。

膀胱鏡痛いらしいです。痛い！うー！ってやってました。

結果は小便が出にくいのは年のせい。
前立腺肥大症は勿論あるけれど、手術は出来ない。（95でした。96じゃなかった。重度の心不全があるし、手術は無理だそうです）

あとは何にもない。
怪しい影は膀胱の壁が厚くなって、それがCTなので（CTじゃ分かりません。エコーじゃないと。）映ったと言うような事じゃないかと言う事でした。

義父、1時間も車で移動して、順番が来るまで車で家内と一緒にいて、後部座席で寝ていて　と言う感じだったので、疲れただろうから、ゼリー飲料飲ませようと持って行ったら。

「おい。何かこの辺にうまいもんないか？（と家内に言えば何やら器械で探せるらしいことに義父は気づきました。スマートフォンね。）うまいもん食おう。」

安心したのでしょう。ちょっと大きな和食や兼すし屋みたいなところに入りました。
「おい、（店員さんに向かってよ。おいだって）うなぎがあるだろう」と聞く。
昔のすし屋はうなぎ置いてました。鮮魚だから。運よく置いてた。

寿司、寿司　と言っていたのに、うなぎが食いたくなったらしい。
じゃあと言う事で、（30分くらい待ちます。うなぎですから。）3人とも鰻にして、胃のない人で、一応入院中の人が（普段はお粥）小さな茶碗に1杯くらいと、鰻4分の1くらい食べました。

家内と外で食事をするのは、多分何十年ぶり。
何事なかったし、嬉しかったんでしょう。幾らも食べられるわけじゃないけど、満足そうでした。「一杯やりたいなぁ…」とか言うので、家内が「あかん！あかん！」入院中が酒飲んで帰ったら、騒ぎです。義父も冗談だったようで、「ん。止めとく」と。


14時半には病院に連れて帰ったのですが、その日は私たちも疲れてしまって、2泊目を泊まりまして、昼だけケアハウスの食事を頼んで、あとは寝ているはずが。

ちょっとケアマネージャーさんに電話したら、ケアハウスに打ち合わせに来て下さると言う。
ヘルパー事業所の方も来て下さると言う。

寝てる訳に行かなくなり、色々と打ち合わせ。

お昼食べたら、もう出ないと帰るのが夜になっちゃう。

携帯電話のナビってすごいのね。
今、通行止めだと言う事が分かるの。
勝手に東名経由の道順が出ました。

行きは家内がちょっと検索間違えて、7時間かかったのですが、八王子ジャンクションの上りは使えるので、東名から圏央道を回って、中央高速の上りで帰ってきました。
4時間半くらいでした。

今日は一日2人で昼寝です。
家内は明日から仕事に行きます。


今度はたまには義父を外に連れ出そうと思います。お昼でもコーヒー（好きなんです）でも良いし、車ならちょっと遠くても20分とか30分で行けるところあります。

で、鼠は出なかった。安心しました。