mixiユーザー(id:59055679)
2020年09月29日22:00
77 view
赤目
佐賀に続く、「2020夏日記5部作」の「第2」。
三重県の『赤目』
後半に伊勢にも行ったけど、何度か載せているので今回は省略。
レンタカー借りて。癒しを求めて。Go To
【三重県名張市】
『赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)』渓谷
数々の美しい滝が織りなす一連の滝の総称。
全て周ると往復3時間。
「へこきまんじゅう」や「牛汁」は名張名物。
室生赤目青山国定公園の中心に位置する。
「じゃんじゃの水」。
オオサンショウウオの形をしたモニュメントから流れる自然の湧水。
古来より赤目四十八滝には多くの湧水がある。この水はその昔伊賀流忍者百地三太夫などが修行の時にあまりに豊富な水の流れに、ついその身を清め心を鎮めたとされている。この水は心を清め、幸せを呼ぶと言い伝えられている。
豊富な湧水＝じゃんじゃん出ている、そして行者の持つ錫杖(じゃんじゃん)に似ているところからこう呼ばれている。
日本に数多く存在する四十八滝のひとつ。
滝の入り口にある「日本サンショウウオセンター」🦎
渓谷とその周辺地域は野生動物と植生の宝庫。特に渓谷は、世界最大級の両生類のひとつであるオオサンショウウオの棲息地として知られる。
テレビ番組でオオサンショウウオを扱う際のロケ地となることも少なくない。
赤目生まれのオオサンショウウオを含む国内産を中心に、9種約50余匹が展示されてる。
オオサンショウウオは「生きている化石」と呼ばれる稀少動物で、特別天然記念物に指定されている。その個性的な姿や生態をじっくり見ることができるのはここならでは。
「行者滝(ぎょうじゃだき)」。
落差3m。
岩を挟んでふたつに別れて流れ落ちる滝。修験者の祖と言われる役の行者(えんのぎょうじゃ)が修行したという滝。
古来より赤目四十八滝は霊地として修行し、あるいは参拝する滝であった。その地勢ゆえに当地は古より山岳信仰の聖地であり、地元には「滝参り」という呼び方が今も残る。
「赤目」の由来は、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ている。
「霊蛇滝(れいじゃだき)」。
落差6m、幅3m。
滝そのものの美しさもさることながら、碧く澄んだ滝壺も滝に劣らぬ美しさ。滝壺の深さは約7m。白蛇が岩をよじ登る趣があり、滝の流れの中に顔を出す岩が竜の爪痕を思わせるのでこの名が付けられた。
江戸時代には、この地を治めていた藤堂藩主の眼病が、赤目不動尊の宝剣で完治した故事から目の神様として親しまれ、この赤目牛を撫でることにより、ご利益があると伝えられている。
「不動滝(ふどうだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差15m、幅4ｍ。
不動明王にちなんでこの名が付けられ、滝参りとはこの滝にお参りする事を意味する。明治の中頃まではこの滝より奥は深山幽谷の原生林で、修験者のみ入ることが許された聖地だった。渓谷にかけられた不動橋からの眺めは壮観。
赤目四十八滝では、夏場の一定期間や紅葉の期間、クリスマスの夜などに「キャンドルナイト」という滝のライトアップイベントが行われ、この不動滝もライトアップされる。
「乙女滝(おとめだき)」。
滝も渕も小さくやさしく、清純な乙女のような滝。滝の中に深さ1mくらいの壺があることから、乙女滝と名付けられた。
水面への新緑の映り込みも必見。その美しさは絵画的でさえある。
赤目四十八滝は三重県屈指の紅葉の名所としても知られている。
「四十八」とは数が多いことを意味する。
また、阿弥陀仏が法蔵菩薩の時代、四十八願をたて五劫(ごこう)の思惟(しゆい)をこらし修行を成就したしたことから、この名が付けられたとも言われている。
「千手滝(せんじゅだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差15m、幅7ｍ、滝壺の深さ約20m。
白い滝・黒い岩肌・樹木・深い緑の滝壺が調和して、絵のように調和した美しい滝。岩を伝って千手のように落水するところや、千手観音にちなんで名付けられたとも言われている。
滝の名前には、仏名に因んだものがたくさんみられる。
これは、赤目の自然景観を一大曼荼羅図に見立て、大日如来を中心として、千手観音、不動明王、吉祥天、役の行者(えんのぎょうじゃ)などが並び、妙法山の阿弥陀如来を配していることから名付けられたもので、四十八滝を全周することで諸願が達成されることに通じると考えられている。
「布曳滝(ぬのびきだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差30m。
一条の布を掛けたように落ちる滝は、赤目五瀑のひとつにふさわしい美しさ。全国各地に同名の滝があるが、赤目の布曳滝はその代表格。滝壺の深さは約30mもあり、固い岩をえぐった水の力には感心させられる。
「竜ヶ壺(りゅうがつぼ)」。
水の力が一面の岩盤を石臼のように掘り抜いて、底無しと言われるほど深い壺となっている。ここには竜が棲んでいるという言い伝えがあり、そこから名付けられた。
滝壷を含めて23瀑もの滝を見ることができる。
「斧が渕(おのがぶち)」。
渕の形が斧に似ていることからこの名で呼ばれている。渕は鏡のように澄み、両側の崖から楓の枝が張りだして美しい景観を見せている。
滝をつなぐ約4Kmの回遊路は遊歩道となっていて、桜、新緑、紅葉、氷瀑と四季折々の鮮やかな風景の中、滝を望むことができる。
特に秋は多くの観光客で賑わいを見せる。
伊賀と大和の国境を流れる滝川の上流に連なる数々の瀑布が美しい大自然のアート。
「陰陽滝(いんようだき)」。
長さ20m。
大自然が生み出した陰陽和合の妙景。陽とは滝の流れを指しており、岩石を浸して斜めに流れている。一方、滝壺は陰をあらわしている。滝壺の真ん中に岩の頭が突き出ているのも奇観。
神秘的だぜぃ。
渓流が岩に当って飛沫を散らすとき、心身を癒してくれることで知られる大量のマイナスイオンを発生。
森に一歩足を踏み入れると、独特の香りが漂う。これは木々が放つ森の精気で、人体にひそむ病原菌に対しても効力があるといわれている。
まるごと天然の、とびきりピュアなアロマテラピー空間。
「平成の名水百選」「日本の滝100選」「森林浴の森100選」「遊歩100選」にも選ばれ、ハイキングや散策・森林浴など、様々に自然を楽しむことができる。
渓谷に織り成す樹木、渓流、滝などの奏でる優雅な色彩と音のハーモニーが自然をより楽しませてくれる。
「百畳岩(ひゃくじょういわ)」。
茶店の前からゆるやかな傾斜をえがいて、一枚岩の大きな岩盤が広がっており、百畳敷ほどもあるのでこう呼ばれている。ここからの眺めは水彩画にも似た美しさ。
「七色岩(なないろいわ)」。
百畳岩から眺めると、渓流の中に大きな転石が見える。岩の上には、マツ・モミ・カエデ・サクラ・アカギ・ウメモドキ・ツツジの7種類の植物が自生していて、小さな島のように見える。
水の透明度やべぃ。
しびぃ。
「姉妹滝(しまいだき)」。
七色岩を眺めて渓流を登ると見える、大小2つに分かれて落ちる滝。右を姉滝、左を妹滝と言う。仲のよい姉妹を思わせる姿をしている。
「柿窪滝(かきくぼだき)」。
落差5m。
岩盤を丸く掘り抜いたような滝壺が特に美しく、清流を枝とすれば滝壺が柿の実のように見えるのでこの名前が付いた。
水の呼吸。
究極を撮ってみたい
「雨降滝(あめふりだき)」。
渓流を右に見て進みながら、左手の崖に目を向けると見える滝。岩を伝って雨が降るように飛沫が落ちてくる。虹が見えることもある。
「骸骨滝(がいこつだき)」。
渓流にかかる小さな滝。落ち口に骸骨に似た岩が横たわっているのでこの名が生まれた。
ここから約3km西に今も屋敷が現存する伊賀忍者の祖『百地三太夫(ももちんだゆう)』が、この地を修行の場として多の忍者を輩出したことも伝えられている。
滝川の清らかな流れと深い森がつくる深山幽谷。
「荷担滝(にないだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差8m。
川の中央に位置する大岩を挟んで流れが二手に分かれる様子が、荷物を振り分けて担っているように見えることからこの名が付いた。すぐ上にも深さ10mほどの滝壺とそこに落ちる滝があり、三滝二淵のこの滝は渓谷随一の景観と称される。
滝を紹介するパンフレットやポスターの表紙にたびたび使われている。
「夫婦滝(めおとだき)」。
荷坦滝の上で二つに分かれている流れの右側、山椒谷川といわれる支流にかかる滝。落ちるところはふたつにに分かれているが、途中でひとつに結び合わさって滝壺にそそいでいることからこの名が付いた。
「雛壇滝(ひなだんだき)」。
赤目渓谷の本流、津合谷川の初流の一面の岩が幾段にもなってその上を清流が流れていて、ちょうど雛壇のように見える。
「琴滝(ことだき)」。
落差2mほどの小さな滝だが、静かに耳をすませて聞くと滝の音がまるで琴の音が深山にこだましているように聞こえるのでこの名前がある。
「琵琶滝(びわだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差15m。
最後の赤目五瀑。絶壁に囲まれた岩風呂のような滝壺は深い蒼色をしており、深さは10m。滝と滝つぼを合わせた形状が楽器の琵琶に似ている事からこの名が付いた。
■
銀牙。
「岩窟滝(がんくつだき)」。
落差7m。赤目四十八滝最後の滝。ここまでの道のりで約3.5km。
中腹に深い石穴があるのでこの名が呼ばれている。
他、赤目には「銚子滝(ちょうしだき)」、「大日滝(だいにちだき)」、「八畳岩(はちじょういわ)」「縋藤滝(すがりふじだき)」、「横渕(よこぶち)」、「笄滝(こうがいだき)」、「斜滝(ななめだき)」と呼ばれるスポットもある。
赤目は伊賀流忍者の頭領や百地三太夫を始めとする忍者修行の地とも言われている。そのため、日本サンショウウオセンターの手前にある「忍者の森」では忍者衣装をレンタルすることもでき、忍者衣装に身を包んで遊歩道を散策する事が出来る。また、「忍者の森」では、楽しい忍者修行体験も出来る。
「忍者修行体験」。
伊賀者を自在に操り織田信長と死闘を演じた伊賀忍者の祖百地丹波が修行した赤目の滝、かの石川五右衛門の伊賀流忍術の師でもあった幾多の修行の末確立した伊賀流赤目忍術を体験しよう。
土産屋の食事処で蕎麦休憩。
ちかれたねー。
【三重県津市】
津駅前。
三重を食べる店『庵JUJU(あじゅじゅ)』
三重県の農産物や尾鷲直送の新鮮な魚介を使った名物料理や、三重の地酒や各地の日本酒、三重大とコラボした梅酒など豊富に揃えている。
メニューは桑名めし、松坂牛コロッケ、津ぎょうざの揚げ出し、カルボナーラ伊勢うどん、天巻きなど。
『三交イン津駅前』
大浴場が付いたホテル
まくらBARの枕が快適
めいふつ天むすの『千寿(せんじゅ)』
創業昭和33年(1957年)の、天むす発祥の店。メニューは天むすと味噌汁のみ。オーダー後、ひとつずつ手作りしていく。
使用している米は三重県のブランド米｢結びの神｣。つやつやで少し甘めがある。
ふっくら炊き上がった米をふんわり握られており、口の中でほろほろほどける優しい食感。米自体の塩味もいい塩梅で、あっさりとした上品な味。海老天の生地は小麦粉・溶き卵に塩や調味料で味付けをして、小ぶりのむき海老を最高級のコーン油で揚げているのでさっぱりとしている。海老天と米の相性をより引き立てていており、プリプリの海老の旨みと風味がしっかりと出ている。
味の染みたきゃらぶきもよい箸休めに。
つ。
真宗高田派本山・高田山『専修寺(せんじゅじ)』。
〈山門〉
本尊は阿弥陀如来。
〈御影堂〉
栃木県の本寺と区別するため、通常「一身田専修寺」と呼ばれる。
〈茶所〉
御影堂、如来堂、西方指南抄、三帖和讃が国宝に指定されており、他多くの建造物や工芸品が国の重要文化財に指定されている。
〈鐘楼〉
文明年間(1469年-1487年)、真慧(しんね)が伊勢国の教団の拠点として建立。
当時この寺は「無量寿院」と呼ばれており、文明10年(1478年)には真慧は朝廷の尊崇を得て、「この寺を皇室の御祈願所にする」との後土御門天皇綸旨を得ることに成功した。
〈通天橋〉
高田の本寺が戦国時代に兵火によって炎上したことや教団の内部事情から、歴代上人がここへ居住するようになり、しだいにここが教団の中枢となった。
数多い親鸞の真筆類もここへ移され、親鸞の肖像をはじめ、直弟子などの書写聖教など貴重な収蔵品を多数保持している。
〈如来堂〉
浄土真宗最大宗派の東西本願寺に匹敵する広大な境内を持ち、周囲は寺内町を形成している。
〈唐門〉
〈御朱印〉
【伊賀市】
『敢國神社(あえくにじんじゃ)』⛩
式内社(大社)、伊賀国一宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。
主祭神は大彦命(おおひこのみこと)。配神として少彦名命(すくなひこなのみこと)、金山比�很�(かなやまひめのみこと)を祀る。
〈鳥居〉
社伝によると、斉明天皇4年(658年)の創建になる。これによると祭神の大彦命は四道将軍として北陸地方を平定し、その子孫は伊賀国阿拝郡一帯に居住して阿閇氏(敢氏)を称し、大彦命を祖神として祀ったという。また、それとは別に少彦名命を祀る秦氏一族があり、これら2柱をもって創建されたとする。創建当初は敢國神社南方の南宮山山頂付近に祀られたが、後に現在地の南宮山山麓に遷されたという。その後、山頂附近の社殿跡には南宮大社より勧請された金山比�很燭�祀られたため、その山が「南宮山」と呼ばれた。そして貞元2年(977年)、金山比�很燭亮凖汰阿凌戚擇妨斥佞�現れたことにより、金山比�很燭魎犀⊃声劼帽艫�したとされている。
〈手水舎〉
実際の古代祭祀については、南宮山が円錐形を成す典型的な神奈備であることから、この南宮山に対する原始信仰に始まったと見られる。特に敢國神社南方200m付近に大岩が存在したことから、これを磐座として南宮山を遥拝する形の祭祀が行われたものと推測されている。この大岩は現在は失われているが、付近には大岩古墳があり、古墳時代の祭祀の存在が指摘される。同地にはかつて大石明神(大岩明神)が祀られ、これがかつての祭祀の根本であったと見られるが、同社は現在は敢國神社境内に遷され「大石社」として祀られている。
〈桃太郎岩〉
中世以降は諏訪信仰が流入して甲賀三郎譚も広がり、敢國神社の祭祀の中心をなした。天正9年(1581年)の天正伊賀の乱では、織田信長の侵攻に伴って社殿を焼失し、この時に多くの社記も失われている。この荒廃を受け、文禄2年(1593年)に山伏の小天狗清蔵によって社殿が再建された。小天狗清蔵は慶長3年(1598年)に湯釜も寄進している。
江戸時代に入り藤堂高虎が伊賀に入国した後は、藩主により上野城の鬼門として崇敬をうけ、慶長14年(1609年)に本殿が再興された。次いで鐘撞堂も建立され、慶長17年(1612年)には社領として107.4石が寄進されている。この頃の神主は、東氏・南氏・中西氏が担っていた。
〈拝殿〉
敢國神社の祭では特に「獅子神楽舞初式(1月3日)」、「獅子神楽舞上祭(4月17日)」、「例祭(12月5日)」において獅子神楽が奉納される。この神楽は慶長年間(1596年-1615年)の起源になるといわれる。
〈祝詞殿〉
伊賀市佐那具町にある前方後円墳「御墓山古墳(みはかやまこふん)」の被葬者は定かではないが、敢國神社社伝では敢國神社祭神の大彦命にあてると言われている。5世紀の築造とされ、188mという墳丘長は伊賀地方ひいては三重県で最大規模を誇る。
〈末社：若宮八幡社、子授社、神明社、楠社、結社、大石社、市杵島神社〉
〈御朱印〉
伊勢も良かったね！
やっぱ滝はエエね。楽しかった
三重県の『赤目』
後半に伊勢にも行ったけど、何度か載せているので今回は省略。
レンタカー借りて。癒しを求めて。Go To
【三重県名張市】
『赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)』渓谷
数々の美しい滝が織りなす一連の滝の総称。
全て周ると往復3時間。
「へこきまんじゅう」や「牛汁」は名張名物。
室生赤目青山国定公園の中心に位置する。
「じゃんじゃの水」。
オオサンショウウオの形をしたモニュメントから流れる自然の湧水。
古来より赤目四十八滝には多くの湧水がある。この水はその昔伊賀流忍者百地三太夫などが修行の時にあまりに豊富な水の流れに、ついその身を清め心を鎮めたとされている。この水は心を清め、幸せを呼ぶと言い伝えられている。
豊富な湧水＝じゃんじゃん出ている、そして行者の持つ錫杖(じゃんじゃん)に似ているところからこう呼ばれている。
日本に数多く存在する四十八滝のひとつ。
滝の入り口にある「日本サンショウウオセンター」🦎
渓谷とその周辺地域は野生動物と植生の宝庫。特に渓谷は、世界最大級の両生類のひとつであるオオサンショウウオの棲息地として知られる。
テレビ番組でオオサンショウウオを扱う際のロケ地となることも少なくない。
赤目生まれのオオサンショウウオを含む国内産を中心に、9種約50余匹が展示されてる。
オオサンショウウオは「生きている化石」と呼ばれる稀少動物で、特別天然記念物に指定されている。その個性的な姿や生態をじっくり見ることができるのはここならでは。
「行者滝(ぎょうじゃだき)」。
落差3m。
岩を挟んでふたつに別れて流れ落ちる滝。修験者の祖と言われる役の行者(えんのぎょうじゃ)が修行したという滝。
古来より赤目四十八滝は霊地として修行し、あるいは参拝する滝であった。その地勢ゆえに当地は古より山岳信仰の聖地であり、地元には「滝参り」という呼び方が今も残る。
「赤目」の由来は、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ている。
「霊蛇滝(れいじゃだき)」。
落差6m、幅3m。
滝そのものの美しさもさることながら、碧く澄んだ滝壺も滝に劣らぬ美しさ。滝壺の深さは約7m。白蛇が岩をよじ登る趣があり、滝の流れの中に顔を出す岩が竜の爪痕を思わせるのでこの名が付けられた。
江戸時代には、この地を治めていた藤堂藩主の眼病が、赤目不動尊の宝剣で完治した故事から目の神様として親しまれ、この赤目牛を撫でることにより、ご利益があると伝えられている。
「不動滝(ふどうだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差15m、幅4ｍ。
不動明王にちなんでこの名が付けられ、滝参りとはこの滝にお参りする事を意味する。明治の中頃まではこの滝より奥は深山幽谷の原生林で、修験者のみ入ることが許された聖地だった。渓谷にかけられた不動橋からの眺めは壮観。
赤目四十八滝では、夏場の一定期間や紅葉の期間、クリスマスの夜などに「キャンドルナイト」という滝のライトアップイベントが行われ、この不動滝もライトアップされる。
「乙女滝(おとめだき)」。
滝も渕も小さくやさしく、清純な乙女のような滝。滝の中に深さ1mくらいの壺があることから、乙女滝と名付けられた。
水面への新緑の映り込みも必見。その美しさは絵画的でさえある。
赤目四十八滝は三重県屈指の紅葉の名所としても知られている。
「四十八」とは数が多いことを意味する。
また、阿弥陀仏が法蔵菩薩の時代、四十八願をたて五劫(ごこう)の思惟(しゆい)をこらし修行を成就したしたことから、この名が付けられたとも言われている。
「千手滝(せんじゅだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差15m、幅7ｍ、滝壺の深さ約20m。
白い滝・黒い岩肌・樹木・深い緑の滝壺が調和して、絵のように調和した美しい滝。岩を伝って千手のように落水するところや、千手観音にちなんで名付けられたとも言われている。
滝の名前には、仏名に因んだものがたくさんみられる。
これは、赤目の自然景観を一大曼荼羅図に見立て、大日如来を中心として、千手観音、不動明王、吉祥天、役の行者(えんのぎょうじゃ)などが並び、妙法山の阿弥陀如来を配していることから名付けられたもので、四十八滝を全周することで諸願が達成されることに通じると考えられている。
「布曳滝(ぬのびきだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差30m。
一条の布を掛けたように落ちる滝は、赤目五瀑のひとつにふさわしい美しさ。全国各地に同名の滝があるが、赤目の布曳滝はその代表格。滝壺の深さは約30mもあり、固い岩をえぐった水の力には感心させられる。
「竜ヶ壺(りゅうがつぼ)」。
水の力が一面の岩盤を石臼のように掘り抜いて、底無しと言われるほど深い壺となっている。ここには竜が棲んでいるという言い伝えがあり、そこから名付けられた。
滝壷を含めて23瀑もの滝を見ることができる。
「斧が渕(おのがぶち)」。
渕の形が斧に似ていることからこの名で呼ばれている。渕は鏡のように澄み、両側の崖から楓の枝が張りだして美しい景観を見せている。
滝をつなぐ約4Kmの回遊路は遊歩道となっていて、桜、新緑、紅葉、氷瀑と四季折々の鮮やかな風景の中、滝を望むことができる。
特に秋は多くの観光客で賑わいを見せる。
伊賀と大和の国境を流れる滝川の上流に連なる数々の瀑布が美しい大自然のアート。
「陰陽滝(いんようだき)」。
長さ20m。
大自然が生み出した陰陽和合の妙景。陽とは滝の流れを指しており、岩石を浸して斜めに流れている。一方、滝壺は陰をあらわしている。滝壺の真ん中に岩の頭が突き出ているのも奇観。
神秘的だぜぃ。
渓流が岩に当って飛沫を散らすとき、心身を癒してくれることで知られる大量のマイナスイオンを発生。
森に一歩足を踏み入れると、独特の香りが漂う。これは木々が放つ森の精気で、人体にひそむ病原菌に対しても効力があるといわれている。
まるごと天然の、とびきりピュアなアロマテラピー空間。
「平成の名水百選」「日本の滝100選」「森林浴の森100選」「遊歩100選」にも選ばれ、ハイキングや散策・森林浴など、様々に自然を楽しむことができる。
渓谷に織り成す樹木、渓流、滝などの奏でる優雅な色彩と音のハーモニーが自然をより楽しませてくれる。
「百畳岩(ひゃくじょういわ)」。
茶店の前からゆるやかな傾斜をえがいて、一枚岩の大きな岩盤が広がっており、百畳敷ほどもあるのでこう呼ばれている。ここからの眺めは水彩画にも似た美しさ。
「七色岩(なないろいわ)」。
百畳岩から眺めると、渓流の中に大きな転石が見える。岩の上には、マツ・モミ・カエデ・サクラ・アカギ・ウメモドキ・ツツジの7種類の植物が自生していて、小さな島のように見える。
水の透明度やべぃ。
しびぃ。
「姉妹滝(しまいだき)」。
七色岩を眺めて渓流を登ると見える、大小2つに分かれて落ちる滝。右を姉滝、左を妹滝と言う。仲のよい姉妹を思わせる姿をしている。
「柿窪滝(かきくぼだき)」。
落差5m。
岩盤を丸く掘り抜いたような滝壺が特に美しく、清流を枝とすれば滝壺が柿の実のように見えるのでこの名前が付いた。
水の呼吸。
究極を撮ってみたい
「雨降滝(あめふりだき)」。
渓流を右に見て進みながら、左手の崖に目を向けると見える滝。岩を伝って雨が降るように飛沫が落ちてくる。虹が見えることもある。
「骸骨滝(がいこつだき)」。
渓流にかかる小さな滝。落ち口に骸骨に似た岩が横たわっているのでこの名が生まれた。
ここから約3km西に今も屋敷が現存する伊賀忍者の祖『百地三太夫(ももちんだゆう)』が、この地を修行の場として多の忍者を輩出したことも伝えられている。
滝川の清らかな流れと深い森がつくる深山幽谷。
「荷担滝(にないだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差8m。
川の中央に位置する大岩を挟んで流れが二手に分かれる様子が、荷物を振り分けて担っているように見えることからこの名が付いた。すぐ上にも深さ10mほどの滝壺とそこに落ちる滝があり、三滝二淵のこの滝は渓谷随一の景観と称される。
滝を紹介するパンフレットやポスターの表紙にたびたび使われている。
「夫婦滝(めおとだき)」。
荷坦滝の上で二つに分かれている流れの右側、山椒谷川といわれる支流にかかる滝。落ちるところはふたつにに分かれているが、途中でひとつに結び合わさって滝壺にそそいでいることからこの名が付いた。
「雛壇滝(ひなだんだき)」。
赤目渓谷の本流、津合谷川の初流の一面の岩が幾段にもなってその上を清流が流れていて、ちょうど雛壇のように見える。
「琴滝(ことだき)」。
落差2mほどの小さな滝だが、静かに耳をすませて聞くと滝の音がまるで琴の音が深山にこだましているように聞こえるのでこの名前がある。
「琵琶滝(びわだき)」。
赤目五瀑のひとつ。落差15m。
最後の赤目五瀑。絶壁に囲まれた岩風呂のような滝壺は深い蒼色をしており、深さは10m。滝と滝つぼを合わせた形状が楽器の琵琶に似ている事からこの名が付いた。
■
銀牙。
「岩窟滝(がんくつだき)」。
落差7m。赤目四十八滝最後の滝。ここまでの道のりで約3.5km。
中腹に深い石穴があるのでこの名が呼ばれている。
他、赤目には「銚子滝(ちょうしだき)」、「大日滝(だいにちだき)」、「八畳岩(はちじょういわ)」「縋藤滝(すがりふじだき)」、「横渕(よこぶち)」、「笄滝(こうがいだき)」、「斜滝(ななめだき)」と呼ばれるスポットもある。
赤目は伊賀流忍者の頭領や百地三太夫を始めとする忍者修行の地とも言われている。そのため、日本サンショウウオセンターの手前にある「忍者の森」では忍者衣装をレンタルすることもでき、忍者衣装に身を包んで遊歩道を散策する事が出来る。また、「忍者の森」では、楽しい忍者修行体験も出来る。
「忍者修行体験」。
伊賀者を自在に操り織田信長と死闘を演じた伊賀忍者の祖百地丹波が修行した赤目の滝、かの石川五右衛門の伊賀流忍術の師でもあった幾多の修行の末確立した伊賀流赤目忍術を体験しよう。
土産屋の食事処で蕎麦休憩。
ちかれたねー。
【三重県津市】
津駅前。
三重を食べる店『庵JUJU(あじゅじゅ)』
三重県の農産物や尾鷲直送の新鮮な魚介を使った名物料理や、三重の地酒や各地の日本酒、三重大とコラボした梅酒など豊富に揃えている。
メニューは桑名めし、松坂牛コロッケ、津ぎょうざの揚げ出し、カルボナーラ伊勢うどん、天巻きなど。
『三交イン津駅前』
大浴場が付いたホテル
まくらBARの枕が快適
めいふつ天むすの『千寿(せんじゅ)』
創業昭和33年(1957年)の、天むす発祥の店。メニューは天むすと味噌汁のみ。オーダー後、ひとつずつ手作りしていく。
使用している米は三重県のブランド米｢結びの神｣。つやつやで少し甘めがある。
ふっくら炊き上がった米をふんわり握られており、口の中でほろほろほどける優しい食感。米自体の塩味もいい塩梅で、あっさりとした上品な味。海老天の生地は小麦粉・溶き卵に塩や調味料で味付けをして、小ぶりのむき海老を最高級のコーン油で揚げているのでさっぱりとしている。海老天と米の相性をより引き立てていており、プリプリの海老の旨みと風味がしっかりと出ている。
味の染みたきゃらぶきもよい箸休めに。
つ。
真宗高田派本山・高田山『専修寺(せんじゅじ)』。
〈山門〉
本尊は阿弥陀如来。
〈御影堂〉
栃木県の本寺と区別するため、通常「一身田専修寺」と呼ばれる。
〈茶所〉
御影堂、如来堂、西方指南抄、三帖和讃が国宝に指定されており、他多くの建造物や工芸品が国の重要文化財に指定されている。
〈鐘楼〉
文明年間(1469年-1487年)、真慧(しんね)が伊勢国の教団の拠点として建立。
当時この寺は「無量寿院」と呼ばれており、文明10年(1478年)には真慧は朝廷の尊崇を得て、「この寺を皇室の御祈願所にする」との後土御門天皇綸旨を得ることに成功した。
〈通天橋〉
高田の本寺が戦国時代に兵火によって炎上したことや教団の内部事情から、歴代上人がここへ居住するようになり、しだいにここが教団の中枢となった。
数多い親鸞の真筆類もここへ移され、親鸞の肖像をはじめ、直弟子などの書写聖教など貴重な収蔵品を多数保持している。
〈如来堂〉
浄土真宗最大宗派の東西本願寺に匹敵する広大な境内を持ち、周囲は寺内町を形成している。
〈唐門〉
〈御朱印〉
【伊賀市】
『敢國神社(あえくにじんじゃ)』⛩
式内社(大社)、伊賀国一宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。
主祭神は大彦命(おおひこのみこと)。配神として少彦名命(すくなひこなのみこと)、金山比�很�(かなやまひめのみこと)を祀る。
〈鳥居〉
社伝によると、斉明天皇4年(658年)の創建になる。これによると祭神の大彦命は四道将軍として北陸地方を平定し、その子孫は伊賀国阿拝郡一帯に居住して阿閇氏(敢氏)を称し、大彦命を祖神として祀ったという。また、それとは別に少彦名命を祀る秦氏一族があり、これら2柱をもって創建されたとする。創建当初は敢國神社南方の南宮山山頂付近に祀られたが、後に現在地の南宮山山麓に遷されたという。その後、山頂附近の社殿跡には南宮大社より勧請された金山比�很燭�祀られたため、その山が「南宮山」と呼ばれた。そして貞元2年(977年)、金山比�很燭亮凖汰阿凌戚擇妨斥佞�現れたことにより、金山比�很燭魎犀⊃声劼帽艫�したとされている。
〈手水舎〉
実際の古代祭祀については、南宮山が円錐形を成す典型的な神奈備であることから、この南宮山に対する原始信仰に始まったと見られる。特に敢國神社南方200m付近に大岩が存在したことから、これを磐座として南宮山を遥拝する形の祭祀が行われたものと推測されている。この大岩は現在は失われているが、付近には大岩古墳があり、古墳時代の祭祀の存在が指摘される。同地にはかつて大石明神(大岩明神)が祀られ、これがかつての祭祀の根本であったと見られるが、同社は現在は敢國神社境内に遷され「大石社」として祀られている。
〈桃太郎岩〉
中世以降は諏訪信仰が流入して甲賀三郎譚も広がり、敢國神社の祭祀の中心をなした。天正9年(1581年)の天正伊賀の乱では、織田信長の侵攻に伴って社殿を焼失し、この時に多くの社記も失われている。この荒廃を受け、文禄2年(1593年)に山伏の小天狗清蔵によって社殿が再建された。小天狗清蔵は慶長3年(1598年)に湯釜も寄進している。
江戸時代に入り藤堂高虎が伊賀に入国した後は、藩主により上野城の鬼門として崇敬をうけ、慶長14年(1609年)に本殿が再興された。次いで鐘撞堂も建立され、慶長17年(1612年)には社領として107.4石が寄進されている。この頃の神主は、東氏・南氏・中西氏が担っていた。
〈拝殿〉
敢國神社の祭では特に「獅子神楽舞初式(1月3日)」、「獅子神楽舞上祭(4月17日)」、「例祭(12月5日)」において獅子神楽が奉納される。この神楽は慶長年間(1596年-1615年)の起源になるといわれる。
〈祝詞殿〉
伊賀市佐那具町にある前方後円墳「御墓山古墳(みはかやまこふん)」の被葬者は定かではないが、敢國神社社伝では敢國神社祭神の大彦命にあてると言われている。5世紀の築造とされ、188mという墳丘長は伊賀地方ひいては三重県で最大規模を誇る。
〈末社：若宮八幡社、子授社、神明社、楠社、結社、大石社、市杵島神社〉
〈御朱印〉
伊勢も良かったね！
やっぱ滝はエエね。楽しかった
3
2
ログインしてコメントを確認・投稿する