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2019年04月21日21:00

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真冬の北海道 (1/3) [札幌-小樽-美瑛]

真冬の北海道3部作・第1弾☃


寒い冬にこそあえて行こう、極寒の地へ。
今回はボリュームが多い上に雪景色を見ながらの"鉄道の旅"にしたかったので、なかなかプランを作るのが難航。
"冬"、"年末年始"、"北海道"、"鉄道"、…不安要素たっぷりだが、果たして大丈夫か?まあ楽しんでいこう。
いきなり寝坊して千歳行きの始発便に乗り遅れ…とかないように。








【千歳市】


無事到着。『新千歳空港ターミナルビル』🛩
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レストラン、土産店、コンビニ、ファーストフード店、カフェ、フードコート、ゲームコーナー、映画館、温泉施設、ネイルサロン、展望デッキの他、「大空ミュージアム」、「エアポートヒストリーミュージアム」、「ロイズ チョコレートワールド」、「ドラえもん わくわくスカイパーク」、「ハローキティ ハッピーフライト」、「雪ミク スカイタウン」、「シュタイフ ディスカバリーウォーク」などがある。
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千歳空港No.1の人気ラーメン店『えびそば一幻(いちげん)』ラーメン
メニューはえびみそスープにとんこつベースをブレンドした「えびみそ+あじわい」。麺は中太のちぢれ麺。
大量の甘えびの頭部を大きな寸胴でじっくり煮込み、それによって引き出された甘えびの旨味がスープの奥深さを演出。仕上げに独自製法でつくったえび油とスープ・背脂を中華鍋で炒め、コクと濃厚な旨味が感じられるこの「えびスープ」が完成。
甘えびの頭を焼いて粉末状にしたえび粉とえび天かすがトッピングされることにより、香ばしいえびの香りがよりいっそう際立つ🦐
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【札幌市】


「札幌駅」へ。
道央。北海道の最大都市・札幌。
旅の初日は札幌市内観光&グルメ中心。
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『北海道庁旧本庁舎』。通称「赤れんが庁舎」。
明治21年(1888年)に建てられた煉瓦造りのアメリカ風ネオ・バロック様式建築。かつての北海道庁の本庁舎。国の重要文化財に指定。
北海道の象徴的存在。年間60万人以上の来館者が訪れる人気観光スポット。
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明治42年(1909年)の火災のために屋根と内部が焼失したが、煉瓦の壁はしっかりと残り、明治44年(1911年)に創建当時の形に復元完了。その後、昭和43年(1968年)まで北海道庁本庁舎として使用された。
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至るところにあしらわれた赤い星のマークは、「五稜星(五光星)」といい、北極星をイメージして開拓使が自らのシンボルにしたもの。札幌市時計台や清華亭、サッポロビールの缶やビールにも使われている。
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館内は一般に無料公開されている。
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1階正面ホールの三連アーチやレッドカーペットなど、細かい装飾やデザインは繊細な美しさを放っている。
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洋風建築らしい豪華と威厳がある造り。
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館内には北海道の文化と歴史や樺太、北方領土関連の資料が揃う北海道立文書館、北海道博物館、赤れんがサテライト、樺太関係資料館、赤れんが北方領土館、国際交流・道産品展示室、記念室、観光情報コーナー、歴史ギャラリー、売店などがある。
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札幌の超人気スープカレー店『スープカレーGARAKU(ガラク)』の「やわらかチキンレッグと野菜」カレー
豚骨と鶏ガラ3種類の部位と香味野菜スープに、約30種の食材を加えた特製ブイヨンを使用。独自のスパイスに和風だしが隠し味。濃厚かつまろやか。
具材はチキンレッグ、じゃがいも、人参、キャベツ、レンコン、ブロッコリー、キクラゲ、パプリカ、水菜、うずらの卵。チキンレッグはホロホロ柔らかく、肉の旨味が感じられる。
万人ウケする旨さ。
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『札幌市時計台』。
赤れんが庁舎と並ぶ、札幌市の有名観光スポットであり、象徴的建物。飲食店の看板や観光ポスターに多用されている。
開拓期のアメリカ中・西部で流行した風船構造と呼ばれる木造建築様式が特徴。国の重要文化財に指定。
正式名称は『旧札幌農学校演武場』で、北海道大学の前身である「札幌農学校」の演武場。「少年よ大志を抱け!」の言葉で有名なクラーク博士の提言により、農学校生徒の兵式訓練や入学式・卒業式などを行う中央講堂として明治11年(1878年)に建設された。
当初の演武場には時計塔はなく、明治14年(1881年)から米国・ハワード社製の時計が据え付けられ、塔時計は澄んだ鐘の音とともに正しい時刻を札幌の住民に知らせ始めた。明治39年(1906年)、札幌区は時計台を買い上げるとともに、道路整備のため時計塔をつけたまま100m程南に曳家した。農学校の寄宿舎があった位置にあたるこの場所が時計台の安住の地となる。
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1階展示室では時計台にまつわる歴史を展示。2階は講堂になっており、クラーク博士の像が設置されている。時計機械の見学もできる。他、文化財コーナー、資料コーナー、売店などがある。
130年もの歴史をもつ日本最古の機械式塔時計は、現在も人の手で巻き上げを行って動いている。
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大通公園内にある電波塔・『さっぽろテレビ塔』東京タワー札幌のランドマーク的存在。
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札幌駅から電車で約10分。「美園駅」へ。
食べログラーメン部門道内No.1を誇る名店『麺屋 彩未(さいみ)』の味噌ラーメンラーメン行列必至の人気店。店内の壁一面に芸能人のサイン色紙が。
複雑な味のスープは後味もほんのりと甘く、野菜の旨味も効いてマイルド。ラード控えめの動物系出汁をベースに、味噌のまろやかさとコクと深みを感じる。ガツンとパンチが効いてるわけではなく、この絶妙なバランスと上品さが人気の秘密。普通の味噌ラーメンとは全く別物。麺は森住製麺の黄色掛かった中細縮れ玉子麺で、麺自体に旨味がある。すり下ろされた生姜がアクセントとなり、最高の薬味を演出。
冷えた体に染み渡る、味噌ラーメンの最高峰。
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イルミネーションが綺麗な夜の札幌。
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赤レンガ庁舎は夜になるとライトアップされ、1月中旬から2月後半まで、ほぼ毎晩プロジェクションマッピングが上映される。
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時計台もライトアップ。音楽会、講演会、結婚式などのホールとして貸し出しをしている。
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テレビ塔の高さは147.2m。昭和32年(1957年)に完成した当初は、NHK札幌放送局および札幌テレビ放送(STV)の電波発信塔だった。
昭和36年(1961年)に松下電器産業(パナソニック)の寄贈により展望台の下、地上65mの四面に電光時計が取り付けられた。
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地下1階は「さっぽろ地下街オーロラタウン」と接続しており、「テレ地下グルメコート」と称する飲食店街になっている。地上1階は案内所やチケット売場などがあり、2階は多目的ホールと管理事務所、3階には土産店とレストランがある。
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地上90mの位置にある展望台から。
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ホワイトイルミネーションや「さっぽろ雪まつり」、「YOSAKOIソーラン祭り」などのイベントも一望できる。
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西に大通公園を見下ろし、遠く円山や大倉山まで見通す眺めは季節ごとに様々な顔を見せる。
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夜はライトアップされ、展望台からは「日本新三大夜景」にも選ばれた札幌市内の夜景が一望できる。
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200万都市札幌の夜景は宝石箱のように輝き、見る者に感動を与える。
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テレビ塔最上階にある「テレビ父さん神社」。札幌市街で一番高い場所にある神社。造りは本格的な伊勢神宮をモチーフとした神明造りだが、狛犬部分はさっぽろテレビ塔の人気キャラクター「テレビ父さん」と「テレビ母さん」になっている。
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3階には休憩スペース「テレビ父さんのほほんパーク」が設けられ、さらにパンフレットや展望台入場券にもイラストが起用されている。展望台にある土産ショップでは、ここでしか買えないグッズが取り揃えてある。
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札幌市街地。
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夜の『すすきの』。
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路地裏。
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すすきのにあるジンギスカンの老舗『成吉思汗 だるま 本店』の「成吉思汗(ジンギスカン)」。
創業昭和29年の老舗。食べログジンギスカン部門全国No.1の名店。常時行列。店内の壁一面に芸能人のサイン色紙が。
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成吉思汗は肉と脂が程よく混在した柔らかい絶品生マトン。どれも臭みがなく、鮮度が良い本場のジンギスカン羊
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肉を引き立てるのが、創業以来受け継がれるだるま秘伝の醤油タレ。肉本来の甘みを感じてもらうために、敢えて甘みは控え目になっているとか。
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セットで付いてくる野菜(玉ねぎ、長ねぎ)を肉の下に敷き、焼くほどにジンギスカンの脂で野菜に旨みが染み込む。
アルコールと共に至福の時間をビール
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【小樽市】


満たされたところで、札幌駅から電車に乗って約30分強。「小樽駅」へ。
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北海道有数の観光地として人気の高い小樽。
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夜更けの『小樽堺町通り商店街』。
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海鮮が人気の街魚
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『小樽運河』。
運河の全長は1,140m。運河沿いに古き良きノスタルジックな建物が立ち並ぶ。石造倉庫群は当時の姿のまま残されており、現在はレトロなレストランとして再利用されている。
散策路には63基のガス灯が設置され、夕暮れ時には運河や石造りの倉庫がライトアップ。日中とはまた違ったロマンチックな雰囲気を味わえる。冬になると昔ながらの佇まいを残す石造倉庫や歩道に雪が積もり、北国らしさを演出。
「浅草橋」の上に広場(浅草橋街園)があり、ここで小樽運河をバックに記念写真をとるのが定番。観光案内所も併設している。
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小樽運河は大正12年(1923年)に完成。日本国内唯一となる海岸の沖合い埋立て方式で造られており、緩やかに湾曲しているのが特徴。北海道の開拓を支えた港湾都市・小樽の海運を支えた水路で、水路に沿って昔ながらの倉庫が立ち並ぶ、歴史ある場所。運河としての役割を終え、昭和61年(1986年)に一部埋め立てを行い、散策路や街園が整備されて現在の姿となった。
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『旧日本銀行小樽支店』。
小樽運河周辺は「小樽歴史景観区域」に指定されており、石造倉庫の再活用や歴史的建造物と調和したデザインの建物が新築され、ガラス・オルゴール工房や飲食店、海産物店、菓子店、土産物店などが立地している。運河周辺を人力車で遊覧することができるほか、運河を周遊する観光船も運航している。
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北海道の旅、初日は小樽で終わる三日月








2日目の朝。「岩見沢駅」。
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車は使わず、あえて"青春18きっぷ"による鈍行列車の旅🛤真冬の北海道・鉄道の旅。
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【上川郡美瑛町】


「美瑛駅」。
北海道の中央部・旭川と富良野の間に位置する『美瑛町(びえいちょう)』へ雪結晶
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美瑛軟石を使った石造りの小さな駅。
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全国の駅100選にも選ばれた味わいある駅舎は、CMや音楽PVのロケにも使用されており、駅舎自体が観光スポットのひとつとして愛されている。
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「青い池」、「四季彩の丘」、「マイルドセブンの丘」、「セブンスターの木」、「クリスマスツリーの木」、「ケンとメリーの木」などが有名木
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丘が雪で覆われた冬の美瑛を求めて、年間約170万もの観光客が訪れる。
美瑛駅前に面した約1kmは、建築協定を結び美しい街並みに飲食店や商店が連なっている。
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「美しい日本のむら景観百選」、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選定。「日本で最も美しい村」連合に加盟。
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面積は70%を山林、15%を農地が占めている。
畑作を中心とする農業の町で、その営みが「丘のまちびえい」の美しい景観を作り出している。
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冬はマイナス20度以下になることもあり、そんな日の朝は「ダイヤモンドダスト」が見られることも。
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JR美瑛駅から車で約25分。美瑛町市街から「青い池」へと向かう道は白樺が4kmに渡って連なる美しい『白樺街道』が続き、林道を抜けると「白金温泉」の湯煙りが迎えてくれる。
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美瑛川左岸の森に囲まれた標高約500mの場所に位置する絶景スポット・白金『青い池』へ。
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青い池は美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったもの。平成9年(1997年)、上富良野在住のプロカメラマン高橋真澄によって初めて発見される。出版した写真集に青い池の写真が収録されていたことにより、写真愛好家等の口コミで存在が広まっていった。
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Apple社のパソコンの壁紙として採用されてからは爆発的に知名度が上がり、今や国内外から観光客が訪れる有名スポットとなった。
誰もが感銘する美しい水の青さと立ち枯れたカラマツの神秘的な景観から、いつからか青い池と呼ばれるようになった。
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ブルーが最も美しく見えるのは初夏の晴れた日だが、冬季のみ期間限定でライトアップされるため、ブルー×ホワイトの幻想的な風景を求めて冬も多くの人が訪れる。
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青い池から車で約7分。十勝岳の山麓にあり、山々とその周辺の豊かな自然の景観が味わえる温泉地『白金温泉』いい気分(温泉)
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神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、慢性皮膚病などに特に効能があるとされ、疲労回復具合から「杖忘れの湯」と言われる。
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現在は「痩身の湯」としても注目されている。
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美瑛川に架かる「ブルーリバー橋」。
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橋の上から見渡せる『白ひげの滝』。
白金温泉街の中心にある景勝地で、北海道を代表する滝のひとつ。細く数多く流れ落ちる滝水が白い髭にみえることから命名された。
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標高約600m、落差約30m、幅約40m。十勝岳連峰からの豊富な地下水が溶岩層の裂け目から噴き出る、日本でも珍しい「潜流瀑(せんりゅうばく)」。滝の白筋を受け止めるのは、青い池を生む美しいブルーリバー。
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青い池同様、天候がよければコバルトブルーの美しい景観が見られる。
冬季の夜はライトアップも実施。雪深い大自然をバックに浮かび上がる滝は荘厳な眺め。
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橋の向こう側へ。
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「十勝岳火山砂防情報センター」へと続く長い階段がある。
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昭和25年(1950年)に温泉が湧出し、苦難の末に温泉開発に成功した当時の町長が「泥の中から貴重なプラチナ(白金)を見つけた思いがする」と述べたことに由来し、白金温泉と命名された。
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大自然に囲まれた静寂の中の温泉街。
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温泉街には約7軒の旅館が営業しており、掛け流しの源泉を楽しめる。
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北海道2日目は白金温泉街にある旅館『美瑛 白金の湯』で宿泊。
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和室の部屋も雪景色の露天風呂も風情があって満足いい気分(温泉)
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目覚めの温泉。
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朝の温泉街を散歩。
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「十勝岳連峰」への登山口として、多数の登山客も訪れる。
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付近は白樺林の美しい光景が広がる。
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旅館から徒歩7〜8分。朝の白ひげの滝へ。
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この付近の湧水には水酸化アルミニウムなど、主に白色系の微粒子が含まれており、美瑛川本流の水と混ざることで分散され、一種のコロイドが生成される。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収による青色の透過光が加わり、美しいブルーに見えるとか。
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滝は白く、滝つぼは青いという幻想的な景色。
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美しい街・美瑛。雪景色も温泉も最高。
心に残る、とても素晴らしい場所でした!雪結晶








⇨真冬の北海道 (2/3) [札幌-小樽-美瑛]へと続く。
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