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2020年11月19日00:09

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ポタリストの記録・【タイヤとサドル交換後の習熟走行・その1】

サドルとタイヤを交換後、初のロングライド(長距離走行)を実施。サドルの調整が的確か、タイヤの持ち味はどうかを見る為の習熟走行の為、スピードは度外視のんびりポタリングです。

■出発前■

5年使った純正サドルから交換したのはAVOCET O2 AIR 40(アヴォセットO2※クロモリレール)。行きつけの自転車屋さんで購入。今は入手出来ない。

正直言って、イマドキのサドルのデザインではない。前はカチカチ、後はESCAPEに標準装備されていた、VERO社製のサドルと比べたら、硬いながらもクッション性がある、いかにもロングライド、長距離向けのデザインである。用途に適しているという判断に至った。デビューしたのは2008年頃ですが、幅広の為、女性にも人気があった。アンコールの声も高く、2015年に復刻。復刻版はロゴの色がグレーになっている点が違う。こちらは初代。

だがサドルはカッコウや色を最優先すると無駄な買い物になりがちな自転車のパーツなので、これで行く。

試運転時にはサドル調整。オーソドックスに中央に装着時はつけたが、3mmほど後方に下げる。この位置の方が良さそう。これでサドルの調整は一先ず終わる。

3年履きつぶしたパナレーサー・リブモに変わって交換したのはマキシス・リフューズ。パナレーサーよりも前後合わせて180gも軽く、サイドは軟らかめ。耐パンク性能はリブモよりも落ちるだろう。しかし近年ロードバイクに純正で付けているメーカーも増えている為、クロスバイク用のタイヤとしては十二分の性能。ジャイアントもマキシスも台湾勢なので、マッチングも良いはずだ。

今回、本来であればJR青梅線・御嶽駅までを予定していた。というのもJR軍畑駅から青梅街道、吉野街道をそう長く走る事なく、御嶽駅に至るルートを発見したからである。試したいという気持ちがあった。

しかしながら、サドルの調整は奥が深い。矢張りこれで良いのか、一回は50km以上のロングライドで確認しておきたかった。

習熟走行と云う事で比較的平坦な場所に行く。東京都東村山市の正福寺、晩秋の北山公園、空堀川・柳瀬川沿いを走り、清瀬市の金山調整池まで。時間に余裕があれば、新座の平林寺にも行きたいところだ。

さて、これでスタート。

■「俄か」の特徴■

本日は行きつけの自転車屋さんで自分の行なった調整を再度確認して頂いた事で、スタートはJR昭島駅南口のロータリーとする。例によってJR青梅線の線路伝いに走り、最も混雑が緩いところを狙って徐ろに北側に渡った。

渡り、多摩大橋通りを暫く北上、前に4人のローディー集団がいた。こちらは時速21km程度でゆっくり走っている積りだが、グループは何やら喋りながら、時折二列になりながら進んでいるので、追いつきそうになる。俄か感丸出しなので、距離を置く。幸いにして(?)トヨタ自動車学校のカローラ・アクシオのMTの教習車が二台いたので、追随する。ローディー集団、二台の教習車両、その次に私、こんな感じ。

教習車は教官にハンドルを無理に右に強制的に切らされているのが斜め後ろからもありありと分かる。二列になって走っている彼らを避ける為だ。

矢張り交通社会の一員で走って欲しいと思わざるを得なかった。チャリにしても、キャンプにしても、釣りにしても、「俄か」の人達は他人の迷惑を余り考えないものだなあとつくづく思った。本当は装備(カッコウ)よりもこういう事の方がはるかに大事なのだが・・・。

ともあれ、関わらずに済んだだけでも感謝しよう。

JR青梅線中神駅から出ている、昭和の時代は引き込み線だった路地を進む。

■タイヤの性格■

そのタイヤがどんな性格かは慣れ親しんだ道を走らせれば直ぐに分かる。今夏、下駄にしているトヨタ・ヴィッツのタイヤをこれはクルマに限らない。チャリのタイヤも同じ。新調したリフューズは乗り上げの大入力も適度にいなす。余り高速を受け付けるタイプではないものの、快適に進んでいく。

玉川上水の北岸に達する。ここまでの平均時速はタイヤとサドルの様子見で、気にしなかったが、20.4kmだった。

以前履いていたパナのリブモはロードノイズが大きめだったが、リフューズは殆ど聞こえない。ロード用タイヤと謳いつつ、硬さはない。コンフォートに振ったタイヤなのは間違いない。ロード用と言いつつ、23C、25Cは勿論、32Cまである。この「何でもアリ」ぶりは大したものである。

タイヤの空気圧は6.8〜8.4BARほど。私の実体重を考えると7.0BAR以上入っていさえすれば100kmのライドでも大丈夫だろうが、純正についていたマキシス・デトネイターは5.0BAR以上、パナレーサーのリブモは6.0BAR以上だったことを考えると高圧である。このあたりはロード用なのだろう。

■市街地■


大山団地を経て、昭和記念公園北大通り(正式名称は不明)に出て、住宅地より五日市街道に出る。阿豆佐味天神社は七五三のお客でいっぱいだった。何だかんだ言っても、2020年も七五三が過ぎると直ぐに年末だ。

すずかけ通りから千手橋通りは狭いが、この通りが最も早く玉川上水、西武線の北側に出られる。出てしまえば側道は殆ど信号が無く、道幅もだだっ広いので走りやすい。都立東大和南高校の脇を北に向かい、イトーヨーカドー前の交差点に入る。この交差点は右直事故が多いので注意が必要だ。

富士見通を進み、ハミングホール前で左折し、新青梅街道方面に行く。新青梅街道は50km規制ながら、交差点で右折車がいると直進車の左車線側は路肩走行を余儀なくされる場合もある。そこでけやき通りまで新青梅街道と並走する中央通りを東進する。

この通りは商業施設の激戦地だ。

ロードサイドにスーパー、DS(ディスカウントストア)、レストラン、コンビニもある。いずれも左折で入店して、左折で店から出られる良い立地のお店が多い。

けやき通りを直進、新青梅街道を横断し、一路武蔵大和駅前までなだらかな坂を駆け上がる。転がり性能は矢張りというか、パナレーサー・リブモよりは落ちる。リブモは加速さえついていれば、漕がずとも上り坂をかなりの勢いで上っていくが、そこまでの転がり性能は無い感じ。しかしマキシス・リフューズは坂道でゼロスタートを強いられてもタイヤの自重が前後で180gも軽い事と相まって、ギアの選択さえ狂いが無ければ、無理なく進むことが出来る。

武蔵大和駅を潜り、その先の赤坂通りと東村山駅へ向かう分岐の交差点は発進時に事故を誘発しかねないので、発進時にサイクリストは後方を見て出る事が重要だ。そこから段付きにはなるが、野口町二丁目ま交差点まではほぼ上り基調。電柱が車道スレスレに無数に立っているので、走りにくい。

交差点を左折、T字路の信号を右折すると当地となる。住宅地のど真ん中に急に現れる山門だ。

最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。

(続く)

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