インバウンド志向が日本を滅ぼす

■陽性率の上昇、止まらない　重症者が増え専門家に危機感
(朝日新聞デジタル - 07月24日 21:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6170076

■陽性率の上昇のカラクリ■

グローバリスト共に言わされている芸能人、数字で言わない専門家、視聴率の為ならば、国民を恐怖に煽る事に血道を挙げるマスコミ、更に欧米のものであれば、何でも有難がる「鹿鳴館メンタリティー」に浸っている「エリート」。

彼らのシンクロタイアップ(同時連携)によってPCR検査が始まった。

彼ら上級国民御一行様には大変申し訳ないが、不都合な事実が発覚した。欧米ではPCR検査を実施する際、何と鼻風邪(「普通の」コロナ)も拾ってしまうという事実である。また、鼻に付着したウイルスも拾ってしまうと、それだけで「感染者」と見做されてしまうのである。

緊急事態宣言後は「感染者」とはPCR検査陽性者数に言い換えられたため、このような事が起きている。

※拙稿では感染者の実態がぼやける為、PCR陽性者数と今後書かせて頂きたい。

感染者数という指標を無視して、実効再生産数を見てみると、例えば東京都の場合1.21しかない。実効再生産数とは何かというと、感染者1人が果たして何人に感染させることが可能かを見る数値で、感染力が強いとこの数字が高くなる。

5月28日に1.0倍を越え、30日に1.8倍。宣言解除後最大となった。

しかし今は1.21まで下がっている。マスコミは視聴率欲しさと本質的に我々民草を小馬鹿にしているから、国民を煽りまくり、

「感染者数は4月と同等になった」とのたまったが、実態はこんなものである。

死者数は6月25日〜7月14日はゼロ、15日と19日にそれぞれ一人。

にも拘わらずPCR陽性者数が上昇している。真の意味での感染者数はそれほど増えている訳ではなく、毒性も感染力も増えていない。

PCR陽性者数が直ちに感染者になる訳ではない。真の感染者が増加しているのであれば、死者数も感染力も上昇していなければならないが、増えていない。ということは

PCR検査陽性者数　⊃　感染者

これが陽性率上昇のカラクリである。陽性者達を精査した結果を報じるべきである。

■メディアが報じるべきはここ■

PCR陽性者数が多い街を列挙すると意外なことが分かる。

東京、名古屋、大阪、福岡・・・。

この街の共通点は中国からの直行便のある空港を擁する街である。空港を持たない県でも、隣接してアクセスも良ければPCR陽性者数が増えている。成田空港のある千葉県、東京都下(多摩地区)よりも交通の便の良いさいたまでは増加している。但し「さいたま型」と決めるのはどうかと思う。羽田空港を利用し、東京を経由して広がったのが実際のところではないか。

逆に直行便など殆どなく、直行便の空港を持つ都府県から離れている県はPCR陽性者数は増えていない。例えば羽田から100kmほど離れた山梨県ではそれほど増えていない。仙台空港から離れている岩手県も未だに感染者もPCR陽性者数もゼロが更新している。東京の多摩地区は歴代都知事が「さいたま都民」ばかり重視し、地元の都下を軽視してくれたおかげで交通の便は相変わらず悪い。実際、この地域では特に八王子、立川まで来るともう23区内に行くことを「都内に行く」という言い方をするほどである。ある種の方言と云っても良いのだが、それほど便が悪い。だからそれほど増えている訳ではない。

出入国管理、旅行会社の統計だと日本への外国人の入国数は前年比97%以上減と言われている。減るのは当たり前だが、問題は残りの3%未満の人達である。日本政府は特段の事情の場合、入国を100%禁止している訳ではない。

中国、フィリピン、ネパール、パキスタンあたりから「特段の事情で」入国させている。

7月23日に発表された日本全国の国際空港の検疫で引っかかった陽性者数は7月だけで185人、23日単独でも15人もいた事が分かっている。

6月のPCR陽性者数は何と125人だった事を思えばいかに増えているかよくわかると思う。またその比率だが、6月は陽性者の実に75%が外国人だった。7月はまだ終わっていない為、集計は出来ないものの、比率は近いのではないか。そしてこの75%の外国人の陽性者数はフェーズ2を拾っている可能性が高い。このフェーズ2は初期型と比較し、感染力は5倍だと言われている。

しかも飛行機は三密なのが普通であり、たとえ陽性反応が出ていなくてもウイルスの保菌者になっている場合が多い。

メディアはここを報じるべきではないだろうか。

日本政府は果たしてこの点把握しているのだろうか。していないはずがない。ではなぜ対策を採らず、入国許可を増やそうとするのだろうか。それはまだこの期に及んでインバウンドを期待しているからである。インバウンドとは横文字を使って格好つけているが、外国人様のおこぼれにたかる経済政策だと言い換えても大過なかろう。しかしこれは亡国の道だ。思い出して欲しい。この政権は国民には二度も消費増税を強引に課税し、国民におカネを使わせないようにした一方、外国人は新コロを持っていようがいまいが大歓迎。

その結果、多くの人が地獄を見ている事を忘れてはならないだろう。