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2020年07月12日20:59

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平安時代の地震活動に酷似して来た首都圏

■茨城県、栃木県、群馬県などで震度4の地震 津波の心配なし
(日本気象協会 - 07月09日 06:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=6150663

■一連の地震は殆どが東日本大震災の余波■

東京都で新型コロナウイルス(注・長いので、以下、新コロとします)の感染者数が突出している間に、首都圏、長野、岐阜などでは細かい地震が頻発している。

地震学者達が一様に述べているように、東日本大震災のような巨大地震が発生した後はどこでどんな地震が起きてもおかしくない。1年の東日本大震災以降、日本列島の地下にあるプレートのあちこちに歪みが生じ、その歪みを解消しようと地震が頻発している。震災以前に比べ、地震は約3倍に増えており、日本は言わば、『大地変動の時代』に入っている。

■首都直下型はいつ来てもおかしくない■

現代は平安時代に発生した地震、場所が似ている点が大変怖い。

三宅島噴火

850年  2000年

新潟県中越地震

863年(越中・越後地震) 2004年

宮城県沖大地震

869年(貞観地震)   2011年(東日本大震災)

関東大震災

878年(相模・武蔵地震、M.7.4)  (2020〜2025?)M7.0以上の関東大震災または首都直下型地震

南海トラフ地震

887年(仁和地震)   (2030?)南海トラフ地震

タイミング的には何時直下型地震が起きてもおかしくないという事になる。この度、新コロで大野埼玉県知事が東京都への外出は自粛して欲しいと全県民に要請があったが、そもそも「埼玉都民」と揶揄されるぐらい埼玉県、特に東部南部は東京都と接していて、結びつきが強い。都下よりもはるかに短い時間で直通サービスを使えばラッシュで無ければ難なく座って都心に行けてしまうのだ。だから多くの人が埼玉に住んでいる。都下なんて、例えばJR中央線なんぞは中央特快、青梅特快でもラッシュ時を外しても座れない事なんてザラである。

都下の住民も埼玉県民も「この県知事は今更何言っているのか」と云いたくなる要請だろう。

南関東だけで日本のGDPの30%を稼ぎ出している現実を思えば、人命だけでなく、経済への被害は甚大なものとなるだろう。

■東京消防庁が発表出来なかった恐ろしい数字■

果たしてその被害はどの程度なのか。

東京都の公式発表だが冬の夕方6時、震度7の揺れに見舞われる最悪のケースでは、

犠牲者2万3000人

うち火災による犠牲者1万6000人

全壊・焼失建物61万棟、経済被害112兆円

テレビやピアノが壁に激突して人を傷付ける。’81年の建築基準法改正以前に建てられた木造住宅の多くは約10秒で倒壊。

関東大震災では犠牲者10万人のうち9割が火災により亡くなっている。高層ビルが多い都心部では、ビル風によって竜巻状の炎を伴う火災旋風が次々と発生し、地震以上の犠牲者を出す危険性がある。

意外かもしれないが、東京23区東部には地下に日本有数の天然ガス田がある。データはないが、この火の龍のような「火災旋風」はガス田に何かか引火し、割れ目から噴き出した幾つもの火柱が火焔龍のように東京を襲ったのではないか。

ここまで読んでくださった皆様の為に・・・。

平成初頭、東京消防庁が発表をためらった犠牲者数がある。焼死者だけで何と56万人だという。しかもM7.0クラスの地震は火災による死因よりも圧死の方が3分の2を占めている。焼死は3割程度である。東日本大震災は水死、溺死が大半だが、実際阪神・淡路大震災、熊本大地震の時もそうだった。

という事は、

56万人÷30%=188万人

これが最大の犠牲者数である。2万3千人とは大本営発表ではないかと云いたくなる数字だ。

■首都直下型地震で考えられるパターン■

それでは一体どのタイプが考えられるだろうか。可能性として4つほど列挙した。

東京湾北部タイプ:安政の大地震(1855年、M.7.3)、明治東京地震(1894年、M.7.1)

立川断層帯タイプ:データなし。1649年、清瀬-所沢でM.7.0の地震発生

伊豆・房総半島南部震源タイプ:関東大震災(1923年、M.7.9)など

東海地震タイプ:関東はデータなし

100年ほどM.7.0以上の所謂「大地震」が起きていない以上、どのタイプが襲ってきてもおかしくない。

■防災から減災へ■

今後求められるスタンスとして、犠牲者、犠牲をゼロにするのは無理である。しかし出来るだけ少なくすることは出来るはずだ。

例えばだが、都心に通っている人達は帰宅困難者になる可能性が大だ。一週間程度は職場に留まることが出来るような体制を構築しておく必要がある。運よく家庭にいる事が出来、建物の下敷きになった訳ではないのであれば、3日分の非常用の水や食料が生きて来る。

そうすることによって、或る程度の余裕が出来て、生き残れた人達が助けやケアをすることが出来る。

起こらないことを祈りつつ、各自が抜かりなく対策はしておく。対策が万全で被害が軽ければ大地震はただの自然現象で終わる。

それがもう二度と大惨事は起きて欲しくないという共通の願いに近づくことが出来るかもしれない。
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