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2020年03月30日23:13

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日本ヨイショ報道に気を付けよう

欧州はなぜ新型コロナ対策で「日本やシンガポールを見習わないのか」=中国報道
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=97&from=diary&id=6017857

■本場は欧州へ移った■

日本よりもずっと後から感染が見つかった米・欧の新型コロナウイルスの感染者数はうなぎのぼりとなっている。

勿論回復した人もいない訳ではないが、3月29日現在でも全感染者数に占める回復した人の割合は

中国:92.2%(参考値)

シンガポール:24.6%

韓国:50.8%

日本:23.9%

イタリア:13.4%

スペイン:16.8%

アメリカ:0.8%

ドイツ:10.3%

イギリス:0.8%

となっている。残念ながら、米・欧で感染が広がった理由はこの報道の言説の通りかもしれない。回復率が一けた台の国がアメリカや欧州には多いことから、この地域ではまだまだこれからというべきかもしれない。日本は漸く回復率が20%を越えて来た。少しずつ抗体を持つ人が増えて来たのかもしれない。

■日本融和報道は米中経済戦争が背景■

新型コロナウイルスの蔓延以前、米中経済戦争がヒートアップし出した時から中国の対日圧力は和らいで来た。この時から報道も良く言えば中日友好、現実的に見れば、日本ヨイショの報道が目立ち始めて来た。

韓国の文在寅大統領が頻りに反日トリオをやろうと勧誘しても、中国はかわし続けた。中国としては、アメリカとの経済戦争に躍起になっており、出来るだけこれ以上敵は今の段階では増やしたくない、「子分」の韓国に対しては「要らぬお世話だ」というのが本音だろう。

経済戦争が新型コロナウイルスで「休戦」したからといって、アメリカとの険悪ムードが和らいだ訳ではない。

今度は新型コロナウイルスの名称を巡って米中の舌戦が繰り広げられている。

アメリカのモンペオ国務長官が

「武漢で発生したのだから、武漢肺炎と呼ぶべきだ。」

トランプ大統領は

「中国肺炎だろ。」

すると中国は

「武漢で発生したのはアメリカの工作員が撒いたからだ。」

アメリカは

「ならば世界が納得するその証拠を見せろ。」

と言い返す始末。そのさなかにこの記事が舞い込んで来た。中国の日本ヨイショ報道は米中経済戦争の延長線の戦術とみるべきである。

■それでも尖閣にちょっかいを出す中国■

お前は人間不信過ぎる、と言われるかもしれないが、次の事実を見れば人間不信ではないことが分かるだろう。

日本の菅官房長官は

「中国の武漢から発生したとかねてから認識している。」

と先日答えた。例によって彼らしく坦々と「だから何?」といわんばかりの顔だったが、中国はこのような「日本ヨイショ報道」をする一方で、牽制の意味で、尖閣諸島海域に4隻進入させてきた。馬鹿な質問をする人間がいるものである。

■他人の不幸を公務員が喜ぶ国、中国■

中国東北部・遼寧省瀋陽市のおかゆ専門店が3月22日から23日にかけ、米国や日本での新型コロナウイルスの感染拡大を祝う横断幕を掲げたことが、中国内でも大きな批判を受けた。

このような政治的な問題を題材にした横断幕は通常、地元政府の許可がなければ掲出できないことが多いことから、瀋陽市の中国共産党支部の宣伝担当部署が製造したのではないかとの見方が浮上している。北京紙『新京報』が報じた。

 このおかゆ専門店は北京に本部を置く広東料理のチェーン店「楊ママお粥専家」の瀋陽市太原通り店。
 
この店の入り口に張られた赤い横断幕には

「米国の感染状況を熱烈に祝賀する。日本での感染が順調に長続きしますように(熱烈祝賀美国疫情。祝小日本疫帆風順長長久久)」と書かれていた。

日本に対しては「小日本」という蔑称が使われており、悪意が感じられる。
 
中国版短文投稿SNS「微博(ウェイボー)」に投稿されると大きな反響を呼び、批判が殺到し炎上。地元警察が店主を取り調べる事態にも発展した。このため、同日午後の時点で横断幕は撤去されたという。
 
この騒ぎでこの店長は辞職し、店側はお詫びの文章をホームページに掲載している。
 微博には

「疫病は怖くはない。本当に恐れるべきなのは、精神的に問題のある人間だ」

「中国の恥だ」

「これで客が増えると思っているのだろうか」などの批判が投稿された。
 
気になるのは、瀋陽市に現れた横断幕と同じ内容のものが北京の同じチェーン店でも目撃されていたという微博上の投稿だ。北京でも、同じ時期に同様の横断幕が見られたが、瀋陽市の店舗の横断幕が大きな騒ぎになったことで、北京の横断幕はすぐに取り外されたという。

ネット上では、ドーム型の半円形の掲示物は中国共産党宣伝部がよく使うもので、掲示する際は地元政府の指導と承認が必要だとの指摘が出ている。この指摘の通りだとすると、地元政府のプロパガンダという見方もできるだけに、この横断幕騒ぎの裏には厳しい反日、反米感情が潜んでいるのは間違いない。

東日本大震災の直後のスポーツイベントで一部の韓国人が

「日本の大震災をお祝いします」

と書いたポスターをスタジアムで掲げていた。韓国の場合は単に行き過ぎた反日教育の「成果」だが、中国の場合は地方公務員が公然と指示しているところに反日の次元の差が良く出ている。


写真は米・欧と日本が中国をどう見ているかを示す風刺漫画である。

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