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2020年01月18日15:14

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2020年のファーストラン・その3

■長閑な秋川・多摩川分岐の水郷■

この先左手は多摩川・秋川分岐となる。水は真冬だから少ないのは当然のことだが、倒木も多く、薙倒されている。やがて睦橋が見えて来るが、昭島・福生の市境の公園の橋が無残に破壊されていた。これも台風19号のためで、復旧の見通しは立っていない。

仕方なく、拝島団地から崖沿いの道を伝って石川酒造前を通過し、睦橋の手前まで来た。ここまで路面凍結も無く、問題ない。

睦橋を渡る。橋から下流方面を見ると、流れ着いた倒木がちらほら見える。逆に上流方面、多摩川南岸には幾つもの池がある。実はこの睦橋南岸の池は子供の時初めて釣りに来た場所だ。マムシが時折出現する。それさえ気をつければ、鯉は見たことがないが、ハヤ(ウグイ)、ハエ(オイカワ)、クチボソ(モツゴ)、ナマズ、ヘラブナ、鮒、ブラックバス、ブルーギルと魚影が濃い池が幾つもあったが、こちらは大丈夫か・・・。今回は時間がないので、行きそびれた。

睦橋南岸は嘗てマルフジ系のMマートがあり、結構楽しめた。今はタカハシとドン・キホーテ系のスーパーしかない。その先の交差点を左折して秋川を目指す。あきる野市は五日市町と合併する以前はこの川の名が街の名だった。T字路が見えて来た。多摩川との分岐を見たいので、左折する。やがて福祉施設(名称不明)が見えて来て、藪の中を通っている道を自転車で押して入ってみる。

が、結局分岐には辿り付けず、引き返した。台風19号で道も壊されてしまったのかもしれない。

夏場は以前ナマズを捕りにここまで行ったものである。初めてナマズに噛まれた(笑)。鯉は全長1mのものを釣り上げたことがあるが、これほどの大物でも喉に歯があるので、噛まれることはない。が、ナマズは肉食魚ゆえ、小ぶりでも意外と痛かったのを思い出す。確かに英語ではcutfishとも呼ぶ。友人に肉屋がいて、この家ではクズの肉を餌にしていたが、よく食べたらしい。実態は結構獰猛な肉食魚であることに子供ながらに驚いた。

秋川沿いの真冬の風景を楽しみつつ、橋に向かう。私が小学生の時よりもずいぶんと遊歩道が良くなっている。当時はダートだったのだ。ワンコを連れて散歩に来る高齢者、ジョギングしている若いママさん、野鳥を撮っている人、思い思い楽しんでいる感じだ。

秋川は伸びやかに湾曲をしている。湾曲をしている北側にはあずまやなどがある。川が左カーブをしているのであれば、風水的に右岸がパワーが強い。実際、南岸には民家しかない。尤も、南岸は八王子市であり、八王子市は多摩川も我が街の川とは思っていないところを見ると、秋川もそうなのかもしれない。同市浅川の整備には力を注いでいるが、他の河川はそれほどでもないからだ。

この遊歩道はまだまだ五日市方面へ伸びているのだが、病み上がりゆえ、行くのは次回にし、秋川を渡り、八王子市側から分岐へと向かうことにした。

八王子市側はあきる野市側と比較して治水に力を入れているとは言い難い。台風19号はあの程度の堤防の水は楽々と乗り越えて来たことは想像に難くない。ただ橋付近は決壊こそしていなかったが、暫く進むと「通行止」の看板が見えて来た。このあたり改修が必要と考えたのかもしれない。あきる野市側と比較して何とのどかなところだろうか。田畑しかない。堤防を行けるところまで行ってみようと思った。道幅は狭くなり、軽自動車であれば楽々通れる幅になって来た。その先は直進すると芝の道で堤防が続き、右折すると高月地区の長閑な冬の田畑の光景が広がる。

堤防は先が竹になっていて、水害を防ぐ為に植えられたものと考えられる。勿論そこから分岐を見られれば良いと思っていた。が、その先も矢張り通行止の看板。致し方なく戻ることにした。

戻って道と芝の堤防の道の分岐を見ると、分岐に大樹が幾つもある。こういうところは社(やしろ)が鎮座していることがよくある。30年ぶりに来るので何とも言えないが、台風19号で流された可能性はあるかもしれない。

休耕地の畦道を自転車を押して進んでみたが、水位が少ないこともあり、どこが分岐か結局分からずじまいだった。

高月橋を渡った道は滝山丘陵の長い坂を越え、丹木町に進む。ゴールデンウィーク、お盆、年末の繁忙期に八王子市街地へ抜ける都道に入りやすい道がないかも調査する積りだった。

長閑な田園地帯の直ぐ南側には滝山丘陵が迫る。左折すると、滝山の山頂と滝山城址公園へ。右折すると件の都道である。右折して行ってみたが、この道から都道を丹木町方面に進むのは慎重に行かないと難しい。逆にあきる野方面へはとてもラクなのだが。何しろ大型車が飛ばして来る上、下り坂のカーブになっているからだ。見通しは極めて悪い。

飽く迄奥の手、ということにしようと思った。

元来た道に戻るのだが、矢張り滝山丘陵程度でも真冬の日陰は山麓の家々となるとひんやりとした。

先程来た道を水道橋に向かって進めば拝島橋南岸に出られるので、そちらから復路に向かうことにした。

最後まで御覧頂き、ありがとうございました。

(続く)

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