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2019年12月14日23:10

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正しく、怖がることが必要

■関東であいつぐ地震 気象庁が見解「発生メカニズムがバラバラ」
(ハザードラボ - 12月10日 13:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=187&from=diary&id=5896364

■頻発した地震は特異日圏内■

特異日というと、何かサスペンタッチな名称だが、決してオカルト的なものではない。戦後50年間の統計から、大災害の発生確率が高い期間について元科学技術庁科学審議官の井上赳夫氏が調べあげたものである。

井上氏によれば、後述する特異日は確率が上がり、被害も大きくなりやすいということを、太陽、月、地球に働く力(これを歳差偶力という)を分析することで突き止めた。

特に日食の影が落ちる区域では4年間に渡って要注意だという。例えば阪神・淡路大震災では2つの日食の影が落ち、その中心線が神戸だったことと特異日が重なって大災害となってしまったというのだ。

〜特異日のカレンダー〜

ここで云う「大災害」とは大地震ならばM.7.0以上。とはいえ小規模の地震も矢張り発生確率は高い。それ以外の災害は火災、戦争、航空機事故も指す。また直接の因果関係は無いかもしれないが、日食観測地域では、経済成長も鈍化していることが多いようだ。IMF、JETRO、世界銀行のホームページから分かった。

 1月・・・元日と2日、15日〜23日。

 2月・・・7日〜15日。

 3月・・・1日〜9日、24〜31日。

 4月・・・1日、16〜24日。

 5月・・・9日〜17日。

 6月・・・1日〜9日。24〜30日。

 7月・・・1日〜2日。17〜25日。

 8月・・・9日〜17日。

 9月・・・1日〜9日、24日〜30日。

 10月・・・1日〜2日、17日〜25日。

 11月・・・9日〜17日。

 12月・・・2日〜10日、25日〜31日。

徒に危機を煽ることはしないが、心のどこかに「そんな日があったよな」ぐらいに留めて置く程度でも、間一髪でセーフ、ということも多々ある。この特異日はヒューマンエラーが引き起こす可能性が比較的高い事故、火災も矢張り発生率は高い。

現に自分の知り合いでも、昭和60年のJAL123便御巣鷹山墜落事故が発生した1985年8月12日(この日も特異日だ)、本当は乗るはずだったのが、ゆっくり大阪に新幹線で帰って、難を免れたという人も居る。「なぜか新幹線のこだまでゆっくり帰りたい気分だったんだ。」と彼は後に話した。この「なぜか」という点に自分は注目している。人には第六感があり、それは時としてバカに出来ない力を発揮したりするものだ。ほんの少し気に留めておく、それだけで十分である。このほんの少しの気の留め方次第で、後でぎりぎりのところで救われることになる。

矢張り、12月上旬の頻発した地震もまた、特異日圏内だった。

■南海トラフ巨大地震の予兆なのか■

多くの人が南海トラフ巨大地震と関連があるのかと頭に過ったのではないかと思う。これについて確度の高い情報を提供している人がいる。あの東日本大震災、御嶽山噴火、浅間山噴火をノーマークの時期に「可能性大、何年から何年の間」と指摘して見事に的中させた琉球大学名誉教授の木村政昭氏。彼は「火山の目」、「地震の目」という独自の理論からこれらの地殻異変を予知した。彼の見解をまとめるとこうだ。

「日本列島は東日本大震災から10年はM.7未満の規模の地震はどこでも起きやすくなっている。震災のプレッシャーの為だ。」

なるほど、だから発生メカニズムがバラバラな訳である。

では実しやかにネットでしばしば出て来る南海トラフ巨大地震の予兆か。これについては

「南海トラフ巨大地震の予兆はまだ見えない。地震の目が出てこないからだ。2009年に発生したM.6.9の駿河湾沖地震でストレスは取れた為だろう。2030年以降ではないか。首都圏近郊で注意しなければならないのは富士山噴火だ。小笠原沖が割れれば、富士山にプレッシャーが掛かる。これまでの富士山噴火では溶岩がドロドロと流れ出す噴火、火砕流と火砕岩が飛来する噴火とが交互に噴火して来た。今回噴火するとしたら、前者の可能性が高い。富士山は最後の噴火から300〜350年後に噴火して来たが、サイクル的にもそろそろではないか。」

とのことである。

富士山噴火・・・。

巨大な山だけにどこから噴火し、どちらのタイプなのか予想は非常に難しい。ちなみに政府や関係機関は後者のタイプを想定して動いている。貞観年間(西暦859-877)に起きた噴火が前者、この時は溶岩で富士五湖が誕生した。河口湖は当時「せの海」という巨大な湖だったが、そこまで溶岩流が達して、今の形となった。一方、江戸時代の宝永年間(西暦1704-11)が後者だ。確かに新井白石の日記にも江戸の庶民が火山灰で咳き込む描写が見られる。

矢張り確度の高い情報を入手して、「正しく、怖がる」ことが重要ではないだろうか。



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