下山淳 2020.09.27 下北沢BAR CCO

それでは9/27に下山さんのライブを見に行ってきたので、いつものよ
うに感想等書いておきたい。

私は下山さんは５月の配信ライブ、８月のヤマジとのライブを配信で
見たが、生で見るのは１年ぶりなので、とても楽しみにしていた。

ライブは定刻を５分くらい過ぎた頃に始まった。いつものようにイン
プロっぽくギターを弾き始め、それがいつの間にか「長い道」になっ
ていくような感じ。

セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照し
てほしいが、この日は２部構成で、１部では「DAYS」「黒の女」
が良かった。「DAYS」はヤマジとのライブで久々にやって手ごたえ
があったのだろう。生で聴けて嬉しい。
「黒の女」は後半ギターをかき鳴らす怒涛の展開。いつもはこんなに
かき鳴らすことはないので、この日はよほど気合が入っていたのか、
最近ライブが多いので調子が出てきたのだろうか。いや、凄かった。
１部は約５０分くらい。

約３０分くらいの長めのインターバルをおいて２部開始。いつものよ
うにインプロっぽい感じでギターを弾き始めたのかと思ったら、曲は
ツェッペリンの「RAIN SONG」だった。
これは珍しいもの聴けたと喜んでいたら、弾きながら下山さんが話し
始めたのがルイズルイス加部さんと某大物ミュージシャンＴ氏の話。

ルイズルイス加部さんの方は、ソロアルバムのレコーディングに呼ば
れて初めて会い、その時はフランク・ザッパの曲を弾いたのだけど結
局お蔵入りになってしまった、という話。

その後の某大物ミュージシャンＴ氏の話が面白かった。池畑潤二、奈
良敏博、ホッピー神山、そして下山さんというメンツで呼ばれ「ツェ
ッペリンっぽくやってほしい」と言われていたので思い切りヘビーに
やったら、「Ｔ氏が首ケガして歌えないので帰ってほしい」と言われ
結局お蔵入りになってしまった、という話。この話が面白かった。い
かにも業界人っぽいディレクターとか、プロデューサーとホッピーが
大ゲンカしたとか。
「だからツェッペリン弾いてたんですよ」とのこと。いや、いいもの
（曲も話も）聴かせてもらいました。

２部は「WHISKY HEAD WOMAN」「水たまり」「LIKE A HURRICANE」
「裸にされた街」なんかが良かった。「LIKE A HURRICANE」は下山＆
ヤマジの時にもやっていたし、「裸にされた街」は５月の配信ライブ
でやっていたので、ここで生で聴けて嬉しかった。

また「昔話」「予言者」「曼陀羅」あたりは後半ギターかき鳴らす怒
涛の展開で、これがまた凄かった。

アンコールは２回。久々に聴けた「此岸のほとり」は嬉しかったなあ。
この曲大好きなので。

そういう訳で、２部構成。トータル２時間１０分以上の素晴らしいラ
イブだった。こうなってくるとジプシーズのライブも見たくなってく
るが、残念ながらこの日は活動再開のニュースはなし。花田さんは隠
遁状態だが、早く下山さんとのツーショットを見たい。

下山淳 2020.09.27 下北沢BAR CCO
（第１部）
01.長い道
02.OLD GUITAR
03.DAYS
04.わからなくなる世の中
05.黒の女
06.Living on the borderland
（第２部）
07.RAIN SONG
08.昔話
09.鉄橋の下で
10.WHISKY HEAD WOMAN
11.KING BEE
12.水たまり
13.LIKE A HURRICANE
14.裸にされた街
15.予言者
16.曼陀羅
（アンコール１）
17.此岸のほとり
18.DO THE BOOGIE
（アンコール２）
19.You won't be my friend