沖縄県名護市辺野古の建設業「仲嶺造園土木」の敷地内で雪のように白いカンヒザクラが咲き、従業員らが仕事の合間の花見を楽しんでいる。2015年に知り合いから譲り受けた苗木を敷地内に植えたところ、2年ほどで白い桜が咲き始めたという。
県森林資源研究センターの職員は「品種によって白っぽいカンヒザクラはあるが、ここまで真っ白になるものは珍しい。原因はよく分からない」と説明。
仲嶺眞宏社長は「真っ白な花にびっくりした。研究を重ね、本土のソメイヨシノのように散る白い桜を育てることが夢」と話している。
同社では「白いカンヒザクラはお墓にも似合う」と考え、管理する墓苑に白い桜を植えるために接ぎ木などをして増やしている。(北部報道部・吉川毅)
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