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2020年01月23日22:14

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ドゥーチュィムニー「米軍政を批判し話題になった祈り 捧げた牧師と背中を押した宣教師が50年ぶりに再会」

 沖縄が米軍統治下にあった1966年、最高権力者だった高等弁務官の就任式で、米軍支配を批判する祈りの言葉を述べた沖縄キリスト教短期大学元学長の平良修牧師(87)に会うため、当時祈りの言葉に賛同した大阪女学院大学名誉教授のウィリアム・エルダー宣教師(92)が20日、大阪府から来沖した。50年ぶりに再会した二人は21日、西原町の沖縄キリスト教学院大で「米軍占領下の沖縄の教会」をテーマに講演する。



 66年11月、当時34歳でアンガー第五代高等弁務官の就任式に臨んだ平良さん。米国の施政権下に置かれた当時の沖縄で絶対的な権限を持ち、政治、経済、社会のさまざまな分野に大きな影響を及ぼした権力者に「最後の高等弁務官となり、沖縄が本来の正常な状態に回復されますように切に祈ります」と述べ、県内外で話題を呼んだ。

 平良さんは就任式前、エルダーさんを含む複数の宣教師に祈りの言葉について「文法に誤りがないか見てほしい」と相談。ほかの宣教師が内容について戸惑う中で、エルダーさんは「これはあなたの祈りです」と背中を押したという。

 エルダーさんは日本キリスト教団から宣教師として派遣され、66年から3年間を沖縄で過ごした。「自らに置き換えた場合、平良さんの言葉は当たり前のことだと思った。私は軍から派遣されているわけではない。祈りの内容は反発を呼ぶことは分かっていたが、覚悟していた」と語る。

 平良さんは「当時、米軍統治や支配に対する拒否感が強くあった。あの状況は異常で、日本に戻ることが正常であると思っていた」と振り返った上で、名護市辺野古で新基地建設工事が進んでいることなどに触れ、「今は沖縄県になっても、正常ではないと思う。今祈るとしても、まだ正常ではない、という立場から祈るだろう」と語り、エルダーさんも深くうなずいていた。
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