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2020年01月17日22:42

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ドゥーチュィムニー「敗北感を味わって傷ついて…それでもCoccoが歌い続けるワケ 新アルバム収録の楽曲「2・24」に込めた思い」

 2017年にデビュー20周年を迎えたCoccoが10月、10作目のアルバム「スターシャンク」(通常盤税抜き3千円、ビクターエンタテインメント)をリリースした。前作「アダンバレエ」から3年ぶりのアルバムは、デビューから数々の名曲を作り出してきた根岸孝旨をサウンドプロデューサーに迎え制作した。12月6日の宮城県を皮切りに全国6カ所でのツアーも決定している。Coccoに近況を聞いた。(聞き手 藤村謙吾)

「未来への手伝いを」 Coccoさん、子の学習支援
―前作を出してからどのように過ごしていたのか。

 「他のアーティストに楽曲提供などをして、表に出ないようにしていた。20歳の息子と道を歩いていたらカップルに間違われた上、モデルにスカウトされた。声を掛けた子はCoccoを知らない若い子で、そのときに、『生まれ変われるかも』なんて思った」

―表に出なくても曲は生まれるのか。

 「生まれる。朝起きたら自然とトイレに行くような、生理現象のようなものだから、それをあまり深くは考えない。日々曲は生まれる。だから、楽曲提供の依頼が来ても『今日の曲ありますよ』という感じだった」

―名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否が問われた県民投票の日「2月24日」を意味する曲「2・24」に込めた思いは。

 「『2・24』は県民投票が行われる直前に、できる限りの自己防衛というか、自分を防御する盾を作ろうとして生まれたんだと思う。(辺野古の新基地建設に)ノーと言っても結局、国のイエスの答えは覆せない。(私も)40歳を過ぎてあきらめることがいっぱいある。それでもノーと言うんだけど、そのたびにすごい敗北感を味わって、傷ついて、泣いた。でも、自分の子どもと同じくらいの選挙権を得たばかりの子たちは『ノーになるかもしれない』と本気で信じている。それを見たときに、この子たちがまたショックを受けて泣くことになると思った。この子たちが泣くことになる現実を受け止められない」
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