玉城デニー知事は、参院選沖縄選挙区で支援した高良鉄美氏の初当選から一夜明けた22日、改憲勢力が3分の2を割ったことについて「安倍晋三総理は憲法改正に進みたい考えだが、国民の判断はそうではなかった」とけん制し、「憲法改正には、まだ果たすべき議論や責任があるのではないかということが選挙結果になった」と述べた。
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辺野古新基地建設について「投票率は下がったが、反対という民意はゆるぎないかたちとなってまた示された」と強調し、「県民は対話による解決を求めているということを、政府にしっかりと申し入れていきたい」と述べた。
対立候補の安里繁信氏について「(日本)復帰後50周年以降の県の経済の方向性について、経済人らしい示唆に富む政策もたくさんあった」と評価し、「そういう意見も取り入れながら、県民が本当に安心、信頼できる県政運営を心がけていきたい」と気を引き締めた。
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