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2019年10月17日22:28

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ドゥーチュィムニー「危険すぎるトランプの「安保発言」で、沖縄も自民党も分断される」

 『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが、トランプ大統領の過激な「安保発言」について語る。

* * *

トランプ米大統領が日米安全保障条約の破棄について語っていたという、米ブルームバーグの報道が物議を醸しています。

ブルームバーグニュース日本版の翻訳記事では省かれていましたが、実は英語の原文記事には、トランプの極めて過激かつ危険な発言も書かれていました(記者が直接聞いたのではなく「側近に漏らした私的会話」ということですが)。

それを"トランプ調"で乱暴に訳すと以下のようになります。

「(沖縄の米海兵隊)普天間(ふてんま)基地の移設問題は日本政府が仕組んだ茶番のようなもの。ヤツらの狙いは米軍を辺野古(へのこ)に追いやって普天間の土地を活用すること、つまり日本政府の土地乗っ取りだよ。あの土地には100億ドルの資産価値があるからな」

もし本当に言ったのだとすれば、沖縄の人々を二重にも三重にも踏みにじるとんでもない内容です。トランプが日本の国家主権も、戦後の国際社会の枠組みもまったく考慮していないことの片鱗(へんりん)が見えます。

ともあれ、地政学的に見て日米安保破棄は中国にとって願ってもないアドバンテージになります。もしトランプが今後も(たとえ選挙用のアピールでも)同様の発言を繰り返すようなら、中国はそこにチャンスを見いだし、沖縄の世論を「反米」にしようと画策する。

そして、一方では日米間に摩擦が生じた空白を狙って尖閣(せんかく)諸島や石垣島、宮古島の周辺にますます進出してくるはずです。

こうなると、直接的な脅威にさらされ米軍駐留の継続を望む離島部と、沖縄本島の民意は完全に分断されます。また、そこから在日米軍の縮小が進み、沖縄本島の近くにまで中国の影が伸びると、今度は「やっぱり米軍がいたほうがよかった」という声が一定数上がり、本島も真っぷたつに分断されてしまうでしょう。
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