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2019年08月29日22:12

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ドゥーチュィムニー「辺野古の新基地建設 県が工事中止を求める行政指導文書 K8護岸からの土砂陸揚げ受けて」

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は11日、辺野古崎付近に整備した「K8」護岸から海上輸送した土砂を陸揚げした。陸揚げは「K9」護岸と合わせて2カ所目となり、工事の加速を狙う。玉城デニー知事は「当初の(護岸の)計画にない係船機能を勝手に追加し、環境への影響を顧みない作業の強行は暴挙で許されない」と工事の違法性を強調。工事の中止を求める行政指導文書を防衛局に出した。


 防衛局はこれまでK9護岸から土砂を陸揚げし、県は目的外使用として埋め立て承認撤回の理由の一つにしていた。K8護岸の使用も同様に違法性を主張している。

 防衛局は2カ所からの陸揚げで辺野古側の埋め立て区域への土砂投入を急ぐが、辺野古側が全て埋まっても新基地建設に必要な埋め立て量全体の4分の1にとどまる。残りの大部分を占める大浦湾側は軟弱地盤を抱え、県が改良工事を認めなければ政府は埋め立てに着手できない。

 玉城知事は11日に県庁で会見を開き、国土交通相が県の埋め立て承認撤回の取り消しを裁決したが、県は総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出ていると指摘。裁決の法的な判断は示されていないとした上で「政府が違法な工事を継続するのは到底看過できない」と主張した。

 K8護岸は付近に移植対象のサンゴが生息しているが、県が移植を許可していないため防衛局は予定の500メートルより短い250メートルまでの整備を進めている。

 上原国定土木建築部長は、サンゴを移植せず護岸を途中まで整備することについて「海流が変化すると濁度が上昇するため、サンゴへ影響を及ぼす可能性があるのではないか」と指摘。台風の際に護岸で波が反射されサンゴが損傷する可能性にも触れた。
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