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2019年02月17日22:49

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ドゥーチュィムニー「政治家のポスターを「対話への糸口に」 収集する元那覇市議、政治の「分断」憂う」

 那覇市長や衆院議員を務めた故瀬長亀次郎氏や故西銘順治元知事、玉城デニー知事…。那覇市の元市議、玉城仁章さん(79)の手元には、保守や革新などさまざまな立場や政党の政治家のポスターやチラシが多くある。基地問題を巡り、県内の政治状況の「分断」を憂う玉城さん。政治家OBとしてこうした資料を糸口に対話を生むことができればと思い、活用を検討している。(社会部・岡田将平)


党派気にせず「OBが声を」
 玉城さんの市三原の自宅には、瀬長氏や西銘氏といった歴代の那覇市長や知事、国政や地方選挙の候補者関連のポスターやチラシがずらり。その数60枚以上。名刺やはがきも200枚以上ある。西銘氏のポスターでは、市長時代に組合との団交がもめた際、腕相撲で決着をつけたというエピソードの説明書きを作り、その他のポスターも候補者の政策を併せて記すなどしている。

 玉城さんは名護市出身で、西銘氏が那覇市長だった25歳の時に市職員に。1993年に那覇市議に初当選し、2009年まで4期務めた。保守系で自民党に所属していたが、04年にできた政策集団「そうぞう」に参加。同年の那覇市長選では自公が推薦した故翁長雄志氏の対立候補を支援した。

 保守系ではない政治家とも付き合ってきて、保管するポスターなどは共産、社大、社民などの政治家のものも含まれる。瀬長氏も、玉城さんと政治信条は違うが、信頼した政治家の一人。「真に政治はこうあるべき、というのを持っている。一徹した、本当の意味での政治家」と語る。

 今、玉城さんは「現在の政治はこれでいいのかな」と疑問を抱く。基地問題を巡り、政治的な溝が深まっていると感じる。だからこそ、政治の表舞台から離れた自分たち元議員の出番だと思う。OB・OGなら党則などに縛られずに、自由に意見を表明できる。ポスターやチラシがあれば、それを見ながら語り合うことができるのではと思い、OB・OGらに呼び掛けて、さらに資料を集め、展示会や討論会もしたい考えだ。

 玉城さん自身は、もし自分が知事になったとしたら、辺野古の埋め立てには賛成だが、基地としてではなく、リゾートホテルを建設し観光地にしたいという。賛成でも反対でも思ったことを語り合うことが大切だと思う。

 展示会を開いたら、その場で他の元議員らにも聞いてみたい。「あんただったらどうしますか?」
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