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2018年11月16日23:15

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ドゥーチュィムニー「心支える「諦めない」 平和希求 原動力に」

 あなたの好きな言葉、何ですか―。名護市辺野古の新基地建設を阻止しようと、2014年7月に始まった米軍キャンプ・シュワブゲート前の座り込みは1500日を超えた。酷暑の日も雨の日も、ゲート前に足を運ぶ市民ら。その行動の支えになっている言葉は何だろうか。18日、市民らに聞いた。

 「1人じゃない」。宮平光一さん(72)は即答した。元高校教員。北中城村から週5日、ゲート前に通っている。「県内外、海外と住む場所は違っても、平和への思いは一緒。窮地に追い込まれても、その思いさえあれば闘っていける」と力を込めた。

 東村高江と辺野古に10年以上前から通う屋富祖昌子さん(75)=那覇市=は、「間違っていることは間違っている」を挙げた。元琉球大学准教授で昆虫学者。「沖縄では地方自治が力で押し付けられている。黙っていることは暴力への加担だ」と話した。

 新基地建設用の資材が搬入される際、市民らは警察官に手脚を抱えられ、ゲート前から力で「排除」される。「痛い!」「やめろ」と怒号も飛ぶ。

 一方で、笑い声や歌声も聞こえる。小柄ながら、ひときわ元気な声でマイクを持つのが親盛節子さん(66)=那覇市=だ。「勝つまで諦めない」を大切にしている。

 「辺野古の闘いは米国や日本政府が相手で、ゾウにアリが挑んでいるようなもの。でもたくさんのアリが刺せばゾウでも倒れる」。午前6時半のバスに乗り、週3日、辺野古に通う。政府を風刺した替え歌を100曲以上作った。「新基地を造らせたら、戦争を体験した人たちに申し訳ない。止めるしかない。諦めたら政府の思うつぼ」

 名護市の大西章さん(66)も「諦めない」を挙げた。「くじけそうなことはしょっちゅうある。でもここに来れば、たくさんの人がいて心強い。座り込み行動が『諦めない』を表していると思う」と話した。

 (真崎裕史)
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