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2018年09月30日22:35

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ドゥーチュィムニー「命の宝庫閉鎖「許せない」 新基地抗議市民 海出られず悔しさ」

 【辺野古問題取材班】「本当は海へ行って抗議したい。少しでも阻止したかった」。カヌーに乗って抗議行動を続けてきた男性は、悔しさと怒りをあらわにし、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲートで拳を振り上げた。2日、沖縄防衛局は朝から名護市の辺野古崎南西側に位置するK4護岸の埋め立て区域の開口部に砕石を投下し、午後閉め切った。この日は雷注意報が発表され悪天候だった。市民は抗議船とカヌーによる海上抗議行動を中止した。
 開口部が閉じられ、護岸が規定の高さになれば、海への土砂投入が可能な状態となる。カヌーに乗って抗議するはずだった市民もゲート前に移動し、抗議行動に加わった。ゲートに向かって「違法工事を続けるな」「美ら海を守れ」とシュプレヒコールを幾度も繰り返した。

 「ヘリ基地いらない二見以北十区の会」の浦島悦子さんは生物の宝庫である辺野古の海を護岸で囲むことに怒りを隠せない。「大浦湾は貴重な生物がたくさんいる。生態系は一つの区域でも傷つけたらその影響は甚大だ。沖縄本島を中心にこれまで海の埋め立てばかりしてきた。大浦湾は最後の砦(とりで)。その砦を基地でつぶそうとしていることは決して許されるものではない」

 カヌーで海上抗議してきた作家の目取真俊さんは「一つの節目を迎えた」と語る。「(翁長雄志)知事や抗議する市民だけでは阻止できない。県民一人一人がいつまでも基地のある中で暮らしていくのか、向き合って考えてほしい」。さらに中南部の住民にも問い掛ける。「やんばるの地域に何でも押しつけようとする考えはどうなのか。差別と同じだ」

 ゲート前ではこの日も砕石を積んだ大型工事車両が中へと入った。ゲート前で抗議する小川正元さん(85)=西原町=は「簡単じゃないことは分かっている。日米両政府と闘っているのだから。ウチナーンチュらしく新基地を止めたい」と決意を新たにした。
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