アメリカ人と日本人、お互いをどのように思っているのでしょうか?2015年にピュー研究所が興味深いアンケート調査を実施しました。
その調査結果の一部をご紹介しましょう。(サンプル数は、各国1000人)
【アメリカ人から見た日本人】
勤勉さ 94%
創造性 75%
正直さ 71%
頑固さ 36%
攻撃性 31%
利己的 19%
【日本人から見たアメリカ人】
勤勉さ 25%
創造性 67%
正直さ 37%
頑固さ 29%
攻撃性 50%
利己的 47%
ニュースサイトVOXは、この結果に対し「アメリカ人は、日本人にポジティブな印象を持っている。(でも、お互いにそう思っているわけではないようだ)」とコメントしています。
アメリカ人から見た日本人の印象トップ3をつなげると「勤勉で、創造的で、正直である。」となります。
逆に日本人から見たアメリカ人の印象トップ3をつなげると「創造的で、攻撃性があり、利己的だ。」となります。
一方で、1999年から2015年までに毎年実施されてきたピュー研究所のデータを通して見ると、大部分の日本人がアメリカに好意を持っているという結果が出ているようです。
また、政治科学者のポール・ミッドフォード氏も著書の中で「日本の、アメリカ合衆国に対する『憎悪』はごくわずかである。」と述べていることをVOXは例にあげています。
そして、沖縄の米軍基地問題など両国の間にいくらかの摩擦はあるが、だからといって、それが今回の結果に結びついているわけではないだろうと見解を示しています。
アメリカの人達にとって、今回の結果は少しショックだったようです。
もしかしたら、日本人の「褒めることが苦手」という性格が出ている結果なのかもしれませんね。どう思われますか?
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