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2015年03月17日20:49

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ドゥーチュィムニー「沖縄で幻の“メガマウス”化石、アジア地域で初めての公式記録に。」

 一般財団法人 沖縄美ら島財団(沖縄県本部町)で研究を行っている、冨田武照氏らの研究グループは1月21日、沖縄県の新生代新第三期の地層から、メガマウスザメの歯の化石を発見したと発表した。この発見は、アジア地域で初めてのメガマウスザメ化石の公式記録。本研究の論文は、日本古生物学会の英文学術雑誌「Paleontological Research」に掲載される予定だ。

メガマウスザメは、1976年に発見された全長6メートルに達する大型のプランクトン食のサメで、世界でも目撃例・捕獲例がきわめて少ないことから“幻のサメ”とも言われている。その化石記録もきわめて乏しく、これまで北米、ヨーロッパの約10地域で歯の化石が発見されているにすぎない。

今回は、沖縄県の新生代新第三期の地層(約1000万年前から300万年前)から発見された1センチほどの小さいサメの歯の化石が、メガマウスザメのものであることが判明。この発見はアジア初のメガマウスザメ化石の公式記録となるだけでなく、謎につつまれたメガマウスザメの進化の過程を解明するうえでも非常に重要なものだという。

発見の経緯は、2014年2月、化石の採集と研究をしている岩瀬暖花さん(那覇市立天久小学校、当時3年生)が、これまで沖縄で採集した化石を持って沖縄美ら海水族館を訪れたことがきっかけ。そのとき暖花さんと知り合いになった沖縄美ら島財団職員(横山季代子さん)が、後日、暖花さんから教えてもらった化石産地を訪れ、小さい歯の化石を発見した。その化石を沖縄美ら島財団総合研究センターで研究を行っている北海道大学総合博物館研究員の冨田武照氏と調べたところ、メガマウスザメのものであることが判明した。

現生のメガマウスザメは、全世界の熱帯から温帯の海に分布していると考えられているが、その発見例の約8割はアジア地域(日本、台湾、フィリピンなど)に集中している。一方、メガマウスザメの化石は、主に北米とヨーロッパの新生代の地層から発見されており、なぜかアジア地域からはほとんど発見例がなかった。

これまでにも日本でメガマウスザメの化石を発見した記録はあるものの、これは個人標本にもとづいており、公的な機関に登録されたものではない。よって今回の発見は、アジア地域で初めての、メガマウスザメ化石の確実な記録となる。

この発見により、メガマウスザメの化石は大西洋、北西太平洋、北東太平洋から発見されていることになり、現生種と同様、新生代後期にはメガマウスザメが全世界的に分布していたことが明らかになった。
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