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2019年09月21日03:00

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リメイク 奇跡な日々二十一

水膜は武器とみなされるものを持っている者を通さない性質がある。
でも奴らはそれを知ってか武器を捨て魔飛靴フェアリーブーツで追ってきた。

魔量を放つ呪文に決まりはない。みんなやりやすいようにイメージしやすい詠唱をする。

「魔笛の誘いセイレーヌ」

精神系の魔量。
甲高い叫び声があたりに響く。耳を塞がなかったものはふらついてる。
僕達ももろに聞いてしまい耳が痛む。

「水の、鞭ウィッチ」

おびただしい水の量がサートリの両手から溢れ数人を水の縄で縛りつける。
次から次へと来てサートリばかり狙っている。
僕との約束で攻撃魔量を使わずいるので囲まれ始めた。

「サートリに近寄るな!」

大剣で叩き落し続けるがキリがない。
森に着くまで捕まってしまう。どうすれば・・・?!

「「氷膜」ひょうまく」

サートリがそう言うと上下左右どこまでも続く氷の壁が現れた。
奴らが色々な魔量をぶつけるがびくともしない。
こっち側に居る奴を気絶させるとサートリに近寄る。
魔量の使い過ぎで立ってるのがやっとのようだ。
僕はサートリを背負うと森の中へ逃げ込み奥へと走った。
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