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2020年04月07日18:12

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仏さまに「お茶湯」を・・・

今日は冷たい雨だった

朝　何時ものように＜桑摘み＞をしたあと　新聞で気になっていたテレビ番組
の再放送を知り　私は慌てて知人に連絡してから午後の放送を待った　　　

この番組は　先週　テレビを付けっぱなしでうたた寝をしたあと　偶然に観た
放送だったが　昨今のコロナ感染拡大情報のさ中　なかなか再放送されずにい
た番組　　

タイトルは・・・　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

歴史秘話ヒストリア
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「謎の茶碗はなにを語る」
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　日本には国宝の「曜変天目茶碗」が三椀あるが　もしかすると　外国
　　　に保管されている四つ目の曜変天目があるかも知れないと　昨年発表
　　　した大阪市立東洋陶磁美術館館長　その後日本に持ち込まれた茶碗を
　　　現代の８Kカメラや高倍顕微鏡などを駆使し検証　と同時に数々の歴
　　　史を紐解きながら　果たして「曜変天目」か否かの謎に迫る話

　　　録画したばかりの映像から＜フレーズ＞を拾ってみると・・・

　　　　　構造色（斑紋＆光彩）・中国の建窯・宋時代・本能寺の変・前日の
　　　　　茶会で曜変天目があった話・東山御物・明智の「預け物」・秀吉の
　　　　「預け物」探し　

　　　　さらに問題の茶碗の箱書きには表千家家元八代啐啄斎の花押が・風呂
　　　　敷には高野山徳川家ゆかりの普賢院の印・蓮花院に移される前の徳川
　　　　家康像があった霊台では200年もの間＜曜変天目〈及び天目台）＞で
　　　　お茶が供えられていた歴史等々

何とも盛りだくさんで　お茶人ならずとも興味溢れる内容だった

そこで私が思ったのは　沖縄の「お茶湯」のこと　

今では　各家庭でのその習慣はだいぶ薄れて来ていると思うけれど　沖縄で
は一日と十五日には仏壇にお茶を供え　それを「お茶湯をする」と言います

門中墓に関して言えば　我が門中でも　その年のお当番が毎月一日には神屋
に出向き　仏壇の前に「お茶湯」をするのが習わしで　台湾系？の茶碗は丸
い天目台の上に置かれます

　　　　　　　平たい「茶たく」の形ではありません

うちなーの民間信仰や行事の多くは首里城からの発祥である事を考えると　首
里城ではもしかしたら　（曜変ならずとも）天目茶碗と天目台でお茶湯されて
いたかもしれませんし　今でもこうして　沖縄の人々の暮らし（民間信仰）に
このような形で残されているのかと思うと　少なからず沖縄の歴史のロマンを
感ぜずにはおれません　
　　
私の推理
果たして〝的を得てるかどうか？〟分かりませんけどﾈ

＊：＊：＊　　　　　＊：＊：＊　　　　　＊：＊：＊

　　　　　　　　　　　　　

今年の門中「清明祭」（４/5）

　　　　　　　今年は　事前に県医師会からの注意勧告が表明された事もあり
　　　　　　　　我が門中も簡素に慣行　いつもの二手に分かれての各拝所の
　　　　　　　拝みは無し　無論　参加者は例年に比べ少し
　
　　　　　　　男性軍が墓周りの樹木雑草除去掃除をしている間に　神屋での密
　　　　　　　集を避ける為　女性参加者三人で　神屋内の「火の神/床の間/各
　　　　　　　位牌」を拝んで済ませ　それから全員１３名でお墓を拝し　その
　　　　　　　場でお供え物を大急ぎで分けて（うさんでー）解散となった

　　　　　　　　　　さぞかし　ご先祖様も