カタチアルモノ

私の仕事は生と死を垣間見る仕事

さっきまで温かく触れると柔らかい肌、甘い匂い、語りかけると語り返す眼差しが姿形なく無くなる瞬間を繰り返す仕事

人は死んでしまうことをあまり考えない
考えたら生きられない

終わりがくることをあまり考えない


会えないことと、もう触れられないは違うことを考えない


私は思うんです。
触れられるうちに沢山、飽きるまで触れたらいいと
姿形あるうちに


人は、生きものは永遠ではないのだから