職場への往復のため、関門トンネルは行き帰りに通っています。
内壁タイルの張替えを行うためなのか、古いタイルをはぎ取る作業が完了したようで、トンネル内は現在黒い壁がむき出しの状態です。
トンネルのほぼ中間地点に、タイルが張っていた時代には「←福岡県|山口県→」と県境が大きく描かれていました。
タイルをなくした現在、同じ地点には四角い囲いの中に「福岡縣」「山口縣」と並んで書かれている表示が見えます。
この「縣」という字。「県」の旧字体です。
1958(昭和33)年開通当時の表示、と推察します。旧字体であるところに歴史を感じますね。
タイル張替えを行うとこの表示がまたその中に埋まることになります。なんかもったいないなぁ。
リヒャルト・シュトラウスの「4つの最後の歌」のようですソース:
http://www006.upp.so-net.ne.jp/audio-guernica/
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