悪夢とヨガとめぞん一刻

まあ、そんなので休日の初日は終わり。
明日は警察に落とし物を取りに行かないと。
その後は友人とランチの予定。

そういえばこの前、野球にほとんど興味のない女性に
楽天の試合を実際に観に行く面白さを説明しようとしたが、うまく伝えられなかった。

その子いわく。
「まあ、どこまで言ってもスポーツなんて他人事じゃないですか、そんな時間とお金があるなら、美味しいものを食べに行ったり、映画でも見てたほうがいいじゃないですか」

その通り、その通りで、昔は自分もまったくもってそう思っていた。
最強伝説黒沢の初回のサッカー観戦と全く同じ感想。

しかし歳を取るにつれ、自分は物事に真剣になることって本当に少なくなってきたことに気がつかされた。
仕事もそうだし、生きることにも全力を尽くさない。
不測の事態もあるため、余力を常に残すと言いながら、心も体も不完全燃焼。

野球を見に行って思ったことは、スター選手たちがテレビの映像ではなく、
今自分の目の前で全力を尽くしているさまをみることができるということだった。
現実世界の地続きの中、負けてようが、雨や雪が降って寒くて辛かろうが、選手たちは全力を尽くす。

作り物の物語じゃないんだ、絵空事のように、スイッチひとつで消すことはできない。
辛かろうがボコボコにされようが、今ある現実から逃げ出すことはできない。
そんな中、自分はファンである限り、全力を尽くす選手たちの姿に感動して、逆転を信じて最後まで応援をする。

そして、ごくたまーに逆転したときなど、周りとのファンと全力で喜びあう。
あの快感は、まさにその場にいないと味わえない。

自分自身は果たしてこれでいいのかと見直す勇気とパワーをもらえるんだけどなあ。