賭けマージャン、「罪の男」

今回の「黒川検事長」の賭けマージャン問題では、彼の感覚が あまりにも鈍い。　いわゆる戦国時代なら　あっさりと毒殺されてしまう武将だ。

出世競争の渦中にあるはずの検事が、この甘さでは お話になりませんがな。

ただし　これまでの検察庁では　当たり前のように「賭けマージャン」が行われてきた歴史があるのなら、単に彼の運が悪かったってことだろう。

　でもこの事件で 私が不快に感じたのは、各「コメンテーター」「司会者」そして「国会議員たち」の発言だ。
私が見た「ニュース」「ワイドショー」などでは、皆が口々に　「けしからん」だの「免職にしろ」だの散々に批判していた。

そこまで悪い事だろうか？　　
　特に野党の議員たち（蓮舫さんなどの女性議員は除外しておきます）、本当に「賭けマージャン」はもちろんの事、「ゴルフ」や「囲碁・将棋」「ビリヤード」、あるいは「ボーリング」、果ては「高校野球」や「プロスポーツ」、さらには「選挙」で　賭けたことは人生で一度も無かったですか？

私は「キリスト教」は苦手なのだが、「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」と、いうエピソードは　とても同意できる。