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2018年01月30日15:03

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百万本のバラの事

なんでも原曲はラトビアの歌だそうで、それにロシアで 元歌とは違う歌詞か付けられて歌われたそうだ。
それを批判する気はない。 日本でもよくあることだ。

「加藤登紀子」が訳したのが もっとも有名だ。
https://www.youtube.com/watch?v=ii0oHOeDSM4
 貧しい絵描きの 女優に対するプラトニックな愛情を 上手くバラードのように淡々と語りつくしている。第三者目線での冷静さが特徴。

一方、久保田早紀のは、訳詞者は「松山善三」だ。彼が訳詞をしていたとは、初耳。
https://www.youtube.com/watch?v=6AQ0GoYxlYQ
こちらは、貧しい絵描きと「踊り子」。 プラトニックなのは同じだが、画家本人の気持ちで歌っている。 リフレインが多く「バラをバラをバラを」「枯れても枯れても枯れても」「貴女に貴女に貴女に」etc.などで、このへんが もう一つ世間に流布しなかった原因か。
ただし「くるくる くるくる くるくる廻る 真っ紅なサテンのトウシューズ」のくだりは、とても映像的で 私は好きだ。

プラトニックと書いたが、現代ではパラノイア扱いされるかも。ストーカーではなかったけれど、相当に異常な愛情と言っても過言ではない。

なお ラトビアの原曲に対しての訳詞版も見つけたので、以下に。
https://www.youtube.com/watch?v=pxtgR2rMwOU
「マーラが与えた人生」。訳詞者は岩谷時子、訳した三人とも 有名人ばかりだ。 



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