mixiユーザー(id:5785489)

2015年11月23日22:57

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カモミールに沈む太陽

カモミールティーに浮かんだ太陽の光に染まって

見つめあっている 僕ら

朝焼けなのか 夕焼けなのか わからない

カモミールティーの色に沈んで

お互いのくちびるの押し花を あてがう


未だ世界はまともに動いているから

絵画のような幼児の落書きの中で

2人 そっと息を殺して そこにいる

いつでもカモミールティーが あるから

淡い空と海との曖昧な境界線を

まるで 2人の心のように

編んで あたためあっているのさ。

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