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2020年09月21日22:22

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IOC委員息子側へ37万ドル 東京五輪招致のコンサル

IOC委員の息子に3700万円 東京決定時、招致コンサルから
9/21(月) 2:00配信

共同通信
パパマッサタ・ディアク氏

 2020年東京五輪を巡り招致委員会がコンサルタント契約を結び、2億円超を振り込んだシンガポールの会社の口座から、国際オリンピック委員会(IOC)委員だったラミン・ディアク氏(87)=セネガル=の息子、パパマッサタ氏(55)とその会社に約37万ドル(当時のレートで約3700万円)が送金されていたことが20日、分かった。ラミン氏は当時、開催地決定でアフリカ票取りまとめに影響力がある有力委員だった。

 招致委の入金まで休眠状態だった口座からの送金は、五輪開催都市が決定した13年9月のIOC総会の前後に集中。招致委の資金が不正に使われた可能性がある。

IOC委員息子側へ37万ドル 東京五輪招致のコンサル
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編集委員・奥山俊宏、藤山圭

2020年9月21日 2時00分

写真・図版
国際刑事警察機構(インターポール)のウェブサイトに掲載されているパパマッサタ・ディアク氏の手配写真。母国のセネガルにいて、フランスの法廷では被告不在のまま有罪判決を受けた=インターポールのウェブサイトから

写真・図版

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 東京五輪・パラリンピックの招致委員会がコンサルタント業務を委託したシンガポールの会社から、国際オリンピック委員会(IOC)の有力委員の息子とその会社に計約37万ドル(約3700万円)が送金されていたことがわかった。親子の汚職容疑を調べていたフランス当局の捜査資料などから判明した。コンサル会社からの送金について、息子は取材に「五輪とは無関係」と答えた。

特集:フィンセン文書
 この親子は、セネガル人で国際陸連(現・世界陸連)トップを2015年まで16年近く務めたラミン・ディアク氏(87)と、その息子で同陸連コンサルタントだったパパマッサタ・ディアク氏(55)。ラミン氏は当時、IOC委員として開催都市決定の投票権を持ち、アフリカなど他のIOC委員に影響力を持つといわれた。IOC倫理規定は、IOC委員への贈与を禁止している。

 37万ドルの送金は、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)と米バズフィードニュース、朝日新聞、共同通信、ラジオ・フランスなどの「フィンセン文書」プロジェクトの取材で把握した米財務省や仏当局の資料でわかった。

東京開催が決まったIOC総会の前後に
 それらによると、招致委が招致活動を委託したシンガポールのブラック・タイディングズ(BT)社の銀行口座は11年6月に開設された。13年6月までお金の動きがほぼなかったが、東京での開催が決まる同年9月7日のIOC総会に前後する7月29日と10月25日、招致委から計232万5千ドルの送金を受けた。
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