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2020年02月26日22:44

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児童体罰で懲戒の小学校教諭 自宅待機処分中にFB投稿 ツーリング・グルメ満喫

児童体罰で懲戒の小学校教諭 自宅待機処分中にFB投稿 ツーリング・グルメ満喫
2020/02/26 21:00毎日新聞



バイクでツーリングに行った写真が投稿されていた=男性教諭本人のフェイスブックから(画像の一部を加工しています)

(毎日新聞)

 児童らに体罰を加えていたとして和歌山市立小の男性教諭(46)が懲戒処分となった問題で、この教諭が体罰発覚後の自宅待機中に旅行に出かけ、様子をフェイスブック(FB)に投稿していたことが26日、市教委などへの取材で明らかになった。市教委は「自宅で反省を促していたのに旅行に出かけ、FBに投稿するのは問題だ」として指導したという。

 市教委などによると、男性教諭は1月6日、浜松市にツーリングに行ってバイクの近くでジャンプする様子を投稿。さらに同13日、ひつまぶしらしき写真を投稿し、「鰻(うなぎ)うまし」とコメントしていた。

 男性教諭の体罰は2019年12月23日、腹部に両足で乗られるなどした男子児童の親からの相談で発覚。同25日から自宅待機となった。その後の調査で他の児童らへの体罰も分かり、20年2月7日、男性教諭は停職6カ月の懲戒処分を受けた。投稿は、処分までの自宅待機中にしていたことになる。

 投稿については、和歌山市議会の経済文教委員会で2月25日、松井紀博議員(政和クラブ)が指摘した。市教委も男性教諭に聞き取りして事実を確認していた。

 市教委によると、男性教諭は19年4月、6年生の担任に就任。同12月までの間、クラスの児童37人の約半数にこめかみを両拳で押さえたり、ほうきの柄で足をたたいたりするなど、日常的に体罰を加えていた。【後藤奈緒】
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