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2020年09月20日19:34

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妄想小説 暁烏 68

ビール 暁烏 68
 そして夏の終わり、義信はアメリカへ発った。ロスアンゼルスに住む真理さんが、ホームステイを薦めてくれたのだ。関西出身の気さくな奥様で、義信と同じ歳の息子と2歳下の娘がいるので、馴染みやすいだろうと提案してくれた。家では英語と日本語を誰もが気分で使い分けているので、言葉に困ることも無いと言う。学校の資料なども送ってくれ、義信も真理さんの息子さんとメル友になり、アメリカの教育制度に興味を持ったようだ。
「義信君とはメールでやり取りしているの?」
 咲が訊ねる。
「義信はあまりメールをくれないけどね、真理さんが状況を知らせてくれるよ。真理さん、息子が二人になったと喜んでいる。真理さんには何でも話してくれるそうだ」
 真理さんの話しでは、義信は何でも話してくれるが、俺や女房のことは話したがらないらしい。母親に対して大きな悩みを抱えていそうだが、今は聞かない方が良さそうだと言うことだった。
 信之は英会話に関西弁にもすぐ慣れて、真理さんの娘さんのボーイフレンド的役悪も果たしているらしい。息子さんは将来日本の会社に勤め、日本で暮したいと言い、義信はアメリカで暮したいと言うので、真理さんの旦那さんが気にいり、娘と結婚させて自分の会社を継がせたいと言い出しているそうだ。「ひょっとしたらうちら親戚やで」時々関西弁が混じる真理さんのメールは義信の状況を知るだけでなく、真理さんとのメールのやり取りが楽しい。共通の趣味であった社交ダンスを俺は止めてしまったが、社交ダンス歴は真理さんより永いステップの流れやコツなど、俺hまだアドバイスできた。
「そう言えば奥様は義信君を留学に出してからどうだったの?留学に反対しなかったのも不思議だけど・・」
 咲さんが訊ねる。そりゃぁそうだろうと俺は思った。義信の教育は自分がすると、俺が口を挟むことを拒んでいたのだ。良く留学を許したものだと、俺も不思議だった。
「女房が留学を認めたことと、義信が俺を避けるようになったのがほぼ同時期だから、関連していると思うのだけどね。その話題を避けるんだよ。女房も義信も・・」
「およその想像はついてるんでしょ?」
「意地悪だなぁ・・」
 俺は咲さんを睨んだ。たぶん咲さんは調査済なのだろう。俺の想像どうりだと言いたいに違いない。(続く)

コーヒークウネル日記
 今日はちと肌寒く感じます。寒いとトイレが近くなるので大変です(笑)僕のしぃんべん袋は、自動制御機能が馬鹿になっていて、トイレへ行ったばかりなのに、すぐにもよおすのです。たっぷり放出したばかりなのに、「嘘!」と思わず声を出すほどにたっぷり出たり、気持ちだけチョロっ終わったり・・自分でもわからないのが面白い(笑)でも下手に我慢してると、チョロチョロと流れだすと言う危険しょんべんん(笑)
  ところで、今日は皇子原公園へ行って見ました。彼岸花の群生をどうしても撮って見たくて・・でも今日の撮影はなぜか不調(汗)絞り込んでピントの合う範囲を広く撮っているのに前ボケ・・ピントは前に合わsてるのになんで?の撮影でした。画質を良くしようと、三脚を使い低速シャッターをきったのですが、・・まだわからないわからないです。す。
 

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