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2020年09月04日19:33

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妄想小説 暁烏 54

ビール 暁烏 54
「誰?」
 部屋へ入った久美子さんが訊く。
「病院の近くの喫茶店のマスターとお孫さん。何となく親しくなって、送ってもらった」
「女の人、何歳かしら?ずいぶん綺麗な人ね」
「ふ〜ん・・女性から見ても綺麗なんだ。女性はみんな自分が一番だと思ってた」
「一番はもちろんわ・た・し・・女の魅力は顏だけじゃないもの・・」
「やっぱり?あ、そうだ思いだした。久美子さんお見舞いにヌード写真は止めてよね。看護婦さんから変な眼で見られたぞ」
「ふふ。興奮した?」
「ビンビン、キンキン。おばちゃん看護婦でなかったら襲っていたかも」
「襲うならわたしにしてよ。そのつもりで来たんだから・・」
「あ、それで今日は私服なの?」
 久美子さんはいつも和服だった。「瑞祥姓名鑑定」と言うホームページを持っていて、九州ではわりと有名らしい。店へ顔を出すのは依頼者と顔を合わせたり、熊本や福岡での出張鑑定の行き帰りだった。和装のコートみたいなのを羽織り、上品で、知的な印象を出しているのだが、今日は足にピタッと貼り付くジャージの高級品みたいなズボンと、花柄のセーターのようなものを着ている。シルクと言うのだろうか?セーターも毛糸では無く高級な生地で、薄いが保温に優れていそうだ。
「ここで問題です。わたしは下着を付けているでしょうか?」
「そんな事、俺に分かるはずが無い・・でも、普通下着は付けるだろ?おっぱいが垂れるからブラジャーはするだろうし、あそこの毛がジッパーに挟まるからパンツはかないと痛いぜ。今日はジャージだからその心配はないか?」
「失礼なこれはジャージじゃないわよ。それに、着物も洋服も、わたしは下着をはかない主義なの」
 言われて見ると、おっぱいの形がはっきりわかる。ちょこんと小さな膨らみがあるが、あれは乳首?壁にもたれ両膝を立てて座っているが、股間で赤貝らしきものがあって、俺は眼のやり場に困っていたのだ。
「寒くない?」
「車も部屋も暖房が効いてるもの・・下着履くとね、線が出るでしょ。あれがきらいなの」
 久美子さんの鑑定によると、俺は積極的な女性に弱いらしい。嫌だと思っても、相手を傷つけないようにと気を使い、はっきりと断らないから結局押しに負けるのだという。女房との結婚がまさにそのパターンであった。
 制服である和装でなく、身体のラインをくっきりとだした洋服で来て、下着を履いていないことをわざわざ強調するのはなぜだ?俺のオトコがピクリと反応した(続く)

コーヒークウネル日記
 台風10号がやばいですね。こういう時テレビが無いので、ネットニュースを見るしかないのですが、ネットニュースで騒いでいるわりには週間天気予報が普通なので、リアルな情報が欲しくなります。とりあえず配達ができるかの心配をするだけ・・今回は所長も「おきゃくさまへ」と特別チラシをつくり、場合によっては配達が遅れるか翌日になるかもしれないとのお詫び広告を入れ、配達中の事故などで無いよう対策を考えているようですが・・
 今朝はちょっと寒かったので、ひょっとして川霧がでるかもと期待して、いつもの河原へ散歩して見ました。写真が無いせいでもありますが(笑)ちょっと朝焼けが出たし、彼岸花を発見。日記を削除がてら見て見ると、昨年は9月20日頃に皇子原公園へ彼岸花撮影に行っています。その時はすでに咲いていて、枯れたのが目立ちがっかりしたようなので、台風明けには高原へドライブかも知れません。その元気があるかなぁ・・
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