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2020年01月22日19:00

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妄想小説 俺が恋した女

        八重垣京子とメグ 20
「ごめん・・だから言ったろ・・」
 世の男性はこういう時、どういう弁解をするのだろう?いや、そもそもこんなに早い発射をしないのかも知れない。子を孕む女性に最高の快感を与えるように、身体の仕組みがなっているはずだ。
「まだ終わりじゃないんでしょう?」
 不満げに言うメグの、手に着いた命の元を洗い流しながら俺はメグに言った。
「俺の精子は、下水を通って海へ行くのだろうなぁ・・」
 俺の高ぶりが静まったことをメグは感じたのだろう。同時に自身の高ぶりもなくなったようだ。起ち上がりながらゲラゲラ笑いだした。
「海まで行き着くかなぁ・・」
「中にはタフなやつがいてさ、自分が元居た場所と一緒だと、ウナギの身体に飛びつくかも知れないよ。だからうなぎを食べると精が付くのかも」
「あはは、馬鹿なこと言わないで・・もう一度よ。出来たら風呂から上がってから横になってがいい・・ベッドがないんならお店のベンチ席へ行く?」
「ミサイルを何度も発射するのは北朝鮮くらいだぜ」
 俺はシャワ−でさっと身体を流し、風呂場を出た。身体を拭きもせずフローリングの床を歩く。滴り落ちる水。びちょびちょになる床。
「マスター床が濡れるじゃない・・」
 バスタオルで身体を拭いながらメグが声をかけて来る。
「メグはゆっくりしていいよ。俺は着替える」
 俺はいつもの様に、押入れ・・2階と1階を結ぶ階段の上に造られた細長い小部屋の障子を引き、バスタオルを取り出して身体を拭い、室内着にしているジャージとTシャツを着た。そして身体を拭いたバスタオルで床を拭いた。
「マスター身体を洗うタオルかスポンジは無いの?」
「無いよ。身体洗うには掌が一番だと皮膚科の先生が言ってた。化学繊維のタオルなど絶対ダメだってさ」
「それじゃ身体洗えないよ」
「肌に優しいのが掌だってさ。タオルで洗ったりすると老人性乾燥肌になるらしい」
 呆れた顔で俺を見るメグ。バスタオルで拭いた床を、俺はさらにモップで拭う。こうして俺は部屋の掃除を済ませる。いつもなら室内の水気を吹き取った後のバスタオルで、風呂場の壁や床も吹く。その頃には洗濯機が乾燥まで終えるので、風呂場の向こうにある物干し場へ干すのだ。2畳ほどの小部屋。1階店舗のベンチ席の上。屋外から見ると屋根。店内から見ると、手すり付きの飾り階段の向こうにステンドガラス。もちろん階段はインテリアなので登れない。明かり窓と客は理解している。
 毎朝シャワーを浴びた後に、風呂場や室内を掃除して階下に降りるのが俺の日課だ。潔癖症ではないが、客商売の任務だと思って掃除は欠かさない。が、京子に続いて、メグも顔を出さなくなるのではないか?俺は掃除をしながら、そんな予感がした。(この項終わり)

獅子座クウネル日記獅子座
 もっと続けるつもりで書いていた妄想小説、今日の気分で一応終わりにすることに(笑)次を途中まで書いていたのですが、一日分書くとまだまだ続けねばなりません。とりあえず追われるかなと。ちょっと修正(笑)また別なじょ性に恋します。体験は少ないのですが鯉大木男なのです(笑)スキモノとも言いますが(笑)
 天気の動きは予報どうり行きませんね。結局ありがとうございますは深夜から振り出しそうです。身体がそうかん字ていたから、今朝は早朝散歩へ出れたのかな?最低気温1℃の予報が5℃までしか下がらなかったようです。おかげ今日は川霧も霜も降りず、あれ?って感じでした。

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