mixiユーザー(id:57559642)

2020年01月17日19:43

44 view

妄想小説 俺が恋した女

          八重垣京子とメグ 16
「お湯ちょうど良い加減よ。マスターも入るんでしょ?一緒に入らない?」
「いや、俺は寝る前には入らない。それにシャワーだけで湯船には浸からないんだ」
「この寒いのにシャワー?シャッター閉めて、なんとか風呂場が少し温まった程度よ」
「湯船に遣ったら波打つじゃない、お湯が・・あれが苦手でね。それに、客商売だからね。朝の清めで身体を洗うけど、仕事が終れば寝るだけじゃん」
 それが俺の流儀だ。夏など、汗でべたつくからと他人は言うけど、汗ばんだ衣服を着替えてるのだからそれほど汗ばんでる気はしない。俺にとっては朝のシャワーが大事な儀式だ。
 俺にも朝立ちと言うものがある。エッチな夢を見たわけでもないのに、俺の男がビンビンになっている。そのまま独りエッチに入る体制になっているのだ。冷水をかけてシュンとさせねばしょんべんも出来ない。ついでに言えば寝起きのしょんべんを俺はシャワーを浴びながら流す。水洗トイレと考えると階下へ降りなくて良い。時々、もわっとしたお湯とは異なる暖かさを顔に感じるのは気にいらないが・・
「だってわたしは仕事帰りよ。汗ばんだ身体でマスターに抱かれるわけ?」
「何だメグ、俺に抱かれるつもりなの?」
「当然・・マスターもその気でしょ?」
「ごめん。その気はない」
 言って俺は後悔した。メグを傷つける言葉ではないかと気付いたのだ。
「ごめん・・メグが嫌いってわけではないよ。メグが好きだからこそ簡単に手を出さないって意味だよ」
「何よ。京子のおっぱいは触った癖に」
 女はどうしてこんなに秘めごとをしゃべるのだろう・・俺は中学を卒業するころ故郷で聞いた教師の奥さん連中の会話を想いだした。彼女たちは校長の宿舎で、おしゃべりしていた。俺は学校をさぼり、自宅の屋上で母親に禁じられていた大人の本を隠れて読んでいたのだが、家が隣接していたし、良く聞こえたのだ。彼女たちは、夫たちのセックスのへたさを笑いながら事細かにしゃべりあっていた。自慢しているのか嘆いているのか、俺にはわからなかったが、過激な言葉は小説より興味深かった。
 今思えば、母が定期購読していたのは文学系の小説やエッセーの月刊誌であり、それほどエッチなことは書かれていなかったと思うが、大人の世界は刺激的で、俺は読めない漢字は、前後の流れから想像して理解した。
 京子があの日のことをどう話したかは知らないが、京子の反応が面白く、おっぱい揉み揉みしたのは事実だ。ひょっとしたら京子の心を傷つけ、それが理由で店へ来ないのかも知れない。メグや他の女性とは違った憧れと好意で、俺は京子ともっと親しくなりたいと思っていたのだが・・(続く)

獅子座クウネル日記獅子座
 やっと天気回復です。でも体調はイマイチ。昼過ぎ整骨院へは行ったのですが、その後撮影の予定は止めました。写真ブログ仲間のアップ状況を見ると、桜やロウバイ、梅、菜の花と、春の気配がどんどん増えているのですが・・
 ドラマを観てもおもしろくないので、思考力が無いのでしょうね。で、今日は友人がダウンロードしてくれたRAW現像ソフトを使おうとしたのですがさっぱりわからない(笑)カメラには雨が降り出す前の朝、散歩がてらに一回りした画像がちょっとあって、今日撮影したのと合わせてパソコンへ取り込もうと思っていたのですが・・
 今、RAW現像だけでなく、カメラの撮影モードや露光など、基本的なことに悩みも出て来ました。風景・リバーサル・人物・鮮やか・ナチュラルなどなど、モードを換えると色や彩度が違うのはわかっているのですが、どれを使えば自分の好みになるのかがわからない・・試せば試すほどわからなくなります(汗)
 僕の撮影スタイルは、散歩しながら気になったものをチョコチョコと撮るだけで、省みると色や形のおもしろさなどをバランよく写し込もうとしているだけ・・何を感じどう撮りたいのかが無いのです。だから、そこそこ見れる写真は撮れても作品にはならない。これを何とかしようと思っているのですが・・


1 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する