今日は小説でなく・・

　小説になりそうな体験をしました。早朝散歩へ出た時のことです。陽が登る30分前にはアパートを出ておかないと、最近の朝焼けは陽が昇ると色が出ないので、まだ真っ暗な6時前にアパートを出、いつもの川へ。いつも川霧を狙う場所は護岸工事で入れない場所もあるので、少し上流の橋のたもとで体操をしている人を撮りたいなと・・
　懐中電灯で足元を照らしながら土手を歩いて行くと、河原へ入る車がありました。鯉釣りにでも来たのかなと思っていたのですが、懐中電灯で動き回り、どうやら釣りでは無さそう・・
　やじ馬根性もあったし、朝焼けを背景に動き回る懐中電灯の灯りを写したらどうなるかとのカメラマン的興味もあり、河川敷の降り口で立ち止まり、三脚を据えてファインダーを覗いたりしながら朝焼けを待ったのですが、今朝は雲が無いせいかほとんど色が出ず・・
　諦めて予定どうり橋のたもとで体操をしている夫婦のとこへ行くことにし、歩き出すと、河原から一人駆けあがって来て声を掛けられました。私服でしたが警察手帳を提示される驚き（笑）
　不審者と見ての職質か？と思ったらそうでは無く、昨夜河川敷で強姦事件があり、届け出を受けた当直刑事が駆けつけ、遺留品をいくつかみつけたので、持ち帰ることの立会人として協力願いたいとの事・・
　朝焼けの色も出ずに明るくなったので、野次馬クウネルは気軽に引き受け（笑）ひょこひょこと刑事に付いて現場へ行きました。ティッシュとちょっと離れた所にたばこの吸い殻、それにビニール袋が捨てられていました。
　刑事の頼みはそれらを指差すこと・・クウネルの指先と遺留品が撮影されました。そして証拠保全用のビニール袋に入れたことを見届け、立会人として署名捺印・・あ、指紋を撮られました。やばい・・（笑）
　事件の詳細は聞いても押しえてくれません（笑）でも、クウネルの推察では、多分カップルで河原へ来、ムラムラっとなった男性が、嫌がる女性を強引に犯した様子。案外犯人はもうわかっているのかも知れません。
　小説的には、男は女性を置き去りにして帰り、その後に、撮影に来たクウネルに発見されると言う風になるでしょうね。
　裸で震えている女性に、クウネルは自分のジャンバーをかけてやり、110番通報。これが裏目になって、警察から犯人とされ、女性もそれを否定せず・・女性は多分、おっぱいの大きな美人です（笑）
　そんな、馬鹿な妄想したおかげで、今日は小説が書けませんでした（笑）