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2019年10月21日19:46

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小説 秋物語り 24

小説 秋物語り 24
 警察官である美紀の父親は、銃撃され拉致された思える中村義之の事件は、上の指示で早々と捜査が打ち切られ、捜査資料さえなくなっていると美紀に話している。松原沙耶なら、その辺の事情にも通じていると沖田は思った。さり気なく沙耶と会話を続けた。
「お客様たちから、僕に似ていると言われるマスター・・ずっと気になっていたのですよ。あ、そう言えば、さっきあなたと入れ違いに店を出た女性・・彼女も松原と言い。警察官の娘さんらしいのですが、ひょっとして親戚?彼女は一人娘って言ってたから姉妹では無いですよね」
「あら?彼女も松原さん?親戚ではありませんが、不思議な縁を感じます。お友達になりたいと伝えてもらえませんか?わたしは東京で生まれ育ったので、都城には友達がいないのです。もともと友達は少なくて、高校や大学でも一人浮いてましたよ。あ、それに・・わたしも元警察官です」
「そうなの?松原って姓は警察に多いのかな?彼女、美紀さんて言って、お店からそう遠くない場所にある歯医者さんで働いているのですが、人づきあいが苦手で、友達がいないって言ってたから喜ぶかも・・あ、そうそう、さっき話してくださった中村何とかいう新聞配達員の事件・・捜査が上の指示で早々と打ち切られたと、お父様が不思議がっていたそうですよ」
「やっぱり現場でも不満があがったのですね。誰が考えてもおかしな捜査打ち切りでした。実はお爺ちゃん、その前にも襲撃されているんですよ。わたしはその時、お爺ちゃんと一緒だったのですが、昼間の住宅地で拳銃を乱射されたのです。お爺ちゃん、古武道の達人で、わたしに警察への通報を言いつけて上手に住宅地から人気のない工場へ逃げ、襲撃グループの逮捕に貢献したのです。」
「でも70歳でしょう?いくら古武道の達人でも拳銃に勝てるかなぁ・・信じられません」
「信じられないことがたくさんあったのですよ。わたしは特命でお爺ちゃんと接触させられたのですが・・」
「まぁ、それはおいおい聞くとして、今晩時間ありますか?」
 沙耶は愕いた顔をした。少し警戒心も生まれている。沖田はしかし、これ以上の会話は危険だと思ったのだ。ドクター・メアリーは沖田の記憶を戻したいと言ってはいるが、自分たちに必要な記憶だけのような気がする。俺を監視しているのは、単に俺を守るためだけでは無いと、沖田は感じ出していた。沙耶との会話は監視チームが盗聴しているし、身分についてもすぐに調べるだろう。俺と沙耶との接触は、監視チームに疑われない程度にすべきだ。それが沙耶と俺の、後々の安全につながるのではないかと、沖田は直感したのだ。(続く)

獅子座クウネル日記獅子座
 今日は天気のせいか何となく気分が上がらない一日。整骨院へは行きましたが撮影にdる気が無く散歩もサボりました。土曜日に宮カメから電話があり、RAW現像ソフトを受け取っていたので、インストロールをしたい気もありましたしね。実はソフトを手に入れ帰宅してすぐに試みてはいたのです。自動起ち上げのはずですし、ずっと以前いは画像ソフトやウィルスソフトなど簡単にインストロールした記憶があるのですが、長くやっていないとDVDも見れなくなっていました。裏表を間違えているのが原因だと思っていたのですが、裏表を逆にしてもDVDが見れなくて・・以来全くしていなかったのですが、RAW現像ソフトはどうしてもインストールしたい。自分なりにいろいろやって見ましたがどうにもうまく行かなくて、ついに友人に電話。今は自動起動してくれないのですね(汗)
 電話で聞いても良く解らず、友人が水曜日に来てくれることになりました。英語が読めないとパソコンんもできない(笑)
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