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2019年09月23日18:52
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小説 夏物語 ５５
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小説 夏物語 ５５
月が明るい。今年の夏は異様に暑く、天気の変動が激しいような気がする。天に輝く月を見たのは久しぶりかも知れない。 そう言えば、天の川を見ていない。子供時代を過ごした奄美大島では、夜になると満天の星と天を流れる天の川がはっきり見えていたのに、島を離れてからは星が見えなく、夜空を眺める習慣も無くなっている。
そんなことを考えながらバイクを走らせた。高齢化社会とネット社会は新聞離れを誘発し、昔は当たり前のように購読されていた新聞もずいぶん購読者が減っていると所長が嘆いていたが、配達していると実感する。住宅密集地でも、配布がまばらなのだ。他紙と重なった配布先など、義之の担当区域では1軒しかない。新聞を読むことにあまり熱心でもない義之ですら、以前は全国紙と地方紙、それに経済紙を購読し、読み比べていたのだが今は自分が配達する�技罎世韻澄�
必然、バイクでの走行時間が長く、停止時間が短い。右足を負傷している今は、それがありがたいのだが・・早朝3時と言えば、ほとんどの家庭は眠りにあり、車の通行も限られている。ある意味快適なドライブ時間だが、たまに散歩している老人がいたりするので、それほどスピードは出せない。彼らは懐中電灯を持たず、道路の真ん中よりを歩いていることが多いのだ。不意に現れる人影に思わぬ近さで擦れ違い、驚かされる。
片側が田んぼで、片側が公園になっている場所など、街灯も無く、一番危険な場所だ。どこかで飲んで、酔った勢いでふらつきながら歩いている者がいたりする。真っ直ぐな道路だし、その先を5分ほど行かないと住宅地に出ないため、ついついスピードを上げる場所だ。配達を初めて1時間ほど過ぎているので緊張がゆるみ、少し眠気を覚える場所でもある。
義之はライトの先に人影を見た。散歩か？酔っぱらいか？と、注意しながらバイクのスピードを少し緩めた。危険予知のセンサーが働かなかったのはうかつだった。昨日の襲撃。いないはずの母親からだと言う遺産の相続。沙耶との別れ。一度に襲った運命の激変に気を取られていたからかも知れない。黒い影の、意識を押さえた優秀さかも知れない。黒っぽい影が銃を持っていることに気づいたのは、右手が真っ直ぐ義之を向き、銃口から飛び出す弾丸の穿孔を見た時だった。（続く）
クウネル日記
台風は、延岡市で被害を出したようですね。竜巻なのか車が横転したり屋根やコンテナが吹き飛ばされたりしたようです。都城はさほどの風も無く雨も無くでした。
で、今日は祭日だったのですね（笑）「23日は飫肥城大手門前で泰平踊り秋期公演」そのことだけが頭にあり、整骨院へ行かねばならないのでと諦めていたのですが、思わぬプレゼント（笑）天気も良いし行ってみるかと、ドライブして来ました。いつもは三股から北郷へ出て日南市へですが、カーナビが故障中なので知っている道をと、安久から酒谷道の駅を通るコース。
泰平踊りは午後1時半で急いでゆく必要が無かったのにちゃんと調べないクウネルは早く着きすぎ（笑）おかげで飫肥で昼食。さらにカフェを見つけてケーキセット。久々の贅沢（笑）
あ、そうそう、北郷線は台風でがけ崩れでもあったのか通行止めになっていました。帰りは北郷線で三股町へで、果物などの安い児玉ストアーと思っていたのですが「全面通行止め」のバリケード（汗）迂回したら飫肥に戻ると言うおそまつ（笑）
月が明るい。今年の夏は異様に暑く、天気の変動が激しいような気がする。天に輝く月を見たのは久しぶりかも知れない。 そう言えば、天の川を見ていない。子供時代を過ごした奄美大島では、夜になると満天の星と天を流れる天の川がはっきり見えていたのに、島を離れてからは星が見えなく、夜空を眺める習慣も無くなっている。
そんなことを考えながらバイクを走らせた。高齢化社会とネット社会は新聞離れを誘発し、昔は当たり前のように購読されていた新聞もずいぶん購読者が減っていると所長が嘆いていたが、配達していると実感する。住宅密集地でも、配布がまばらなのだ。他紙と重なった配布先など、義之の担当区域では1軒しかない。新聞を読むことにあまり熱心でもない義之ですら、以前は全国紙と地方紙、それに経済紙を購読し、読み比べていたのだが今は自分が配達する�技罎世韻澄�
必然、バイクでの走行時間が長く、停止時間が短い。右足を負傷している今は、それがありがたいのだが・・早朝3時と言えば、ほとんどの家庭は眠りにあり、車の通行も限られている。ある意味快適なドライブ時間だが、たまに散歩している老人がいたりするので、それほどスピードは出せない。彼らは懐中電灯を持たず、道路の真ん中よりを歩いていることが多いのだ。不意に現れる人影に思わぬ近さで擦れ違い、驚かされる。
片側が田んぼで、片側が公園になっている場所など、街灯も無く、一番危険な場所だ。どこかで飲んで、酔った勢いでふらつきながら歩いている者がいたりする。真っ直ぐな道路だし、その先を5分ほど行かないと住宅地に出ないため、ついついスピードを上げる場所だ。配達を初めて1時間ほど過ぎているので緊張がゆるみ、少し眠気を覚える場所でもある。
義之はライトの先に人影を見た。散歩か？酔っぱらいか？と、注意しながらバイクのスピードを少し緩めた。危険予知のセンサーが働かなかったのはうかつだった。昨日の襲撃。いないはずの母親からだと言う遺産の相続。沙耶との別れ。一度に襲った運命の激変に気を取られていたからかも知れない。黒い影の、意識を押さえた優秀さかも知れない。黒っぽい影が銃を持っていることに気づいたのは、右手が真っ直ぐ義之を向き、銃口から飛び出す弾丸の穿孔を見た時だった。（続く）
クウネル日記
台風は、延岡市で被害を出したようですね。竜巻なのか車が横転したり屋根やコンテナが吹き飛ばされたりしたようです。都城はさほどの風も無く雨も無くでした。
で、今日は祭日だったのですね（笑）「23日は飫肥城大手門前で泰平踊り秋期公演」そのことだけが頭にあり、整骨院へ行かねばならないのでと諦めていたのですが、思わぬプレゼント（笑）天気も良いし行ってみるかと、ドライブして来ました。いつもは三股から北郷へ出て日南市へですが、カーナビが故障中なので知っている道をと、安久から酒谷道の駅を通るコース。
泰平踊りは午後1時半で急いでゆく必要が無かったのにちゃんと調べないクウネルは早く着きすぎ（笑）おかげで飫肥で昼食。さらにカフェを見つけてケーキセット。久々の贅沢（笑）
あ、そうそう、北郷線は台風でがけ崩れでもあったのか通行止めになっていました。帰りは北郷線で三股町へで、果物などの安い児玉ストアーと思っていたのですが「全面通行止め」のバリケード（汗）迂回したら飫肥に戻ると言うおそまつ（笑）
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